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【新展開】『製造業が本気で作った逸品』を沖縄・コザに集結! 

こんにちは!「モノづくりの街・北九州」から働く人に向けてさまざまなコンテンツを発信している『X-BORDER』(クロスボーダー)です。
このたび、昨年9月から配信をしている連載『Create New Market』の新たな取り組みとして、連載で取り上げた企業の商品の一部を実際に販売することになりました。

私たちが重視してきた「リアルな場づくり・接点づくり」を進める上で今回の取り組みは重要な試金石となります。

今回の取り組みのテーマは「ストーリーからリアルへ」
九州に地盤を置くものづくり企業が生み出した逸品たちを集結し、皆さんが手に取ってもらう場を沖縄市コザに設けることを皮切りに「情報発信∔α」の取り組みを今後加速させていきます。

この投稿では、販売を始めるに至った経緯や第1弾として実際に販売する商品の紹介、さらなる拡大に向けた今後の計画などについてお伝え致します!



《説明》連載『Create New Market』について

noteで展開する『Create New Market』の連載ページ

『Create New Market』は、製造業(町工場)発のオリジナル商品が生み出されるまでの実際のストーリーに焦点を当てた連載です。

普段BtoB(企業間)の取引が主体のモノづくり企業が、一般消費者をターゲットにした「逸品」を生み出すきっかけや商品化に至るまでの苦悩、商品を売り出したことで得た新たな発見や広がりなどを描いています。

私たちは九州各県に拠点を置くモノづくり企業に足を運んでエピソードを伺い、継続的にnote上で発信を続けてきました。

昨年9月に始めた連載は、気が付くと4月末時点で約20社のエピソードを取り上げるまでとなっています。

■掲載した「逸品」たち(一部)

▼町工場×牧場×焼肉店のタッグで実現した「究極の鉄板」
▼「塗る楽しさ」を伝えるために商品化した「DIY用漆喰」
▼デザインと機能を凝縮した「鋳肌を風合いを感じられるお香立て」
▼業界の慣習を打破するために生み出した「段ボール製キャットタワー」

※連載ページはこの投稿の下部に設けたリンクからご覧いただけます

《背景》なぜ、「情報発信∔α」なのか?

沖縄市コザにあるアーケード街の建物をリノベーションして立ち上げた「X-BORDER KOZA」

そんな『Create New Market』ですが、連載を始める前の企画段階から「情報発信∔α」を意識してきました。

エピソードを伝えるだけでなく、さらに一歩先の展開まで見据えて何ができるかを『Create New Market』に落とし込んで考えた時、「∔α」の要素となったのは「実際に販売する場を設けること」でした。

各企業が技術やアイデアを凝縮した商品を広げるには「場所」が必要です。

ネット通販でさまざまな商品が簡単に手に入る世の中となった一方、作り手たちがこだわり抜いた逸品はできるだけ実際に手に取りながら触れることが重要だと私たちは考えています。

そこで今回、第1弾の取り組みとして私たちが沖縄県沖縄市コザに拠点を置くオープンイノベーション拠点「X-BORDER KOZA」を活用して販売の場を設けることにしました。

コンクリート打ちっぱなしの内装によるビンテージ感のある雰囲気を生かし、フロア全体に商品を配置しながらギャラリーのように堪能できる場を展開していきます。
(※『X-BORDER KOZA』の所在地はこの投稿の最後に掲載しています)


《集結》「接点づくりの場」で解き放つ逸品たち

(左上から時計回りで)SING、石橋鉄工所、日本ベネックス、津野田ゴム加工所の各商品

共用のテーブル、個別のデスクが並ぶオフィスとして、時にはイベントやミーティングの場としても使われているX-BORDER KOZA。

外部の人たちも頻繁に訪れるこの場所で、まずは4社の商品を紹介します。

■SING(福岡県太宰府市)
 「ゴムの街」とも言われる福岡県久留米市に起源を持ち、シリコーンゴムに特化したモノづくりを展開。素材が持つ機能性やデザインを意識した商品で過去には福岡デザインアワードでの受賞歴を持つ。商品を「魅せる」ためにカフェやショールームも展開し、キーリングやペンシート、ラバーバンドなど日用雑貨やステーショナリーを中心に幅広いレパートリーがある。

石橋鉄工所(福岡県柳川市)
 多品種小ロット生産による高精度の切削加工を主体に、幅広い業界との取引を持つ。自社ブランドの「unimet(ユニメット)」は、自社の技術力を示す「μ(ミクロン)」「unigue(ユニーク)」「metal(メタル)」の言葉を組み合わせた。主力商品のコースターは、水滴の受け皿となるベース部分とさまざまな柄の取り替え可能なトップ部分の二層構造にこだわった。

日本ベネックス(長崎県諫早市)
 
機械加工、溶接、塗装、組み立てに至る一貫生産体制によって大型LED表示装置や空調機などのOEM(相手先ブランド)供給を展開。基盤技術となる精密板金加工を生かしたメタルクラフト「板金鉄道」は、長崎の街のシンボルの1つともいえる路面電車を実際の設計図を取り寄せて忠実に再現して商品化に至った。

津野田ゴム加工所(長崎県長与町)
 金型を用いた成型が主体のゴム加工に対し、削り出し加工を武器に多品種少量のモノづくりで月間約5000件オーダーに対応。柔軟性を生かした社風を生かして商品化した「SANSAI」は、地域に伝わる"伝説の焼き物"である三彩焼の色合いを取り入れてゴム製のカップとしてアレンジした。

第1弾として紹介した4社を皮切りに、取り扱う商品の拡大や入れ替えなどもしながら『X-BORDER KOZA』が九州のモノづくり企業の逸品たちが集うシンボルのような場所になればと考えています。

さらに、今後の展開として私たちが拠点を置く福岡県北九州市のカフェやイベントースペースをなどを間借りし、『Create New Market』で取り上げたさまざまな商品が目に触れる機会を広げる計画も想定しています。

具体的な展開は決まり次第、改めてこのアカウント等でお伝えしていきますので、この機会にこれからの「X-BORDER」の取り組みのチェックを是非ともお願い致します!


《参考情報》連載ページとX-BORDER KOZAの所在地

X-BORDER KOZAの外観(2階部分)

【『Create New Market』の連載ページ】

【X-BORDER KOZAについて】


【X-BORDER KOZAの住所】
 沖縄県沖縄市中央1丁目15-14、2F


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