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【マネージャーインタビュー】開発組織を成長させ「はたらく」課題を解決していくため、マネジメントキャリアを歩む決断をした
広報の目黒です。
今回は2023年10月に、エンジニアリングチームのリーダーとして入社された石河さんにインタビューをしました。
このシリーズでは、クロスビットが着目している社会課題や実現していきたい社会について、マネージャーの入社理由から紐解きます。
石河さんは、2021年7月に業務委託のエンジニアとしてクロスビットに参画。さまざまな開発業務を経験したのち、現在は正社員としてエンジニアリングチームのリーダーを務めています。
彼が長らくクロスビットでチャレンジし続けてきた理由の一つは、レンタルビデオショップに勤務する仲間から「決して金銭的な面では余裕があるわけではない」という話を耳にして、世の中には彼のような方がいったい何名いるのだろうと感じたことと、ある雑貨店で経験した「温かい体験」から、クロスビットの構想に共感でき、やりがいという面でも金銭面でも、シフトワーカーの方々がより報われるような社会にしたいと思えたことだったそうです。
また2023年10月からはマネジメントキャリアを歩むことを決意し、現在もエンジニアリングチームのリーダーとして活躍中。キャリア選択の上でどのような葛藤があったのか、現在はその決断をどのように感じているのかなどについても、率直な話を聞かせてもらいました。
<出演者紹介>
石河 邦明(いしかわ くにあき)
新卒でシーティーシー・システムオペレーションズ株式会社(現:CTCシステムマネジメント株式会社)に入社し、システム保守運用エンジニアとして、サーバやネットワーク機器の保守を経験し、約6年勤務。その後、株式会社ドゥ・ハウス(現:株式会社エクスクリエ)に入社し、Webアプリケーションエンジニアとして自社のECサイトの開発を担当。約4年勤務する中で、要件定義から詳細設計、リリースまでの全工程を担当。ラクスル株式会社では約3年間、Webアプリケーションエンジニアとして自社のECサイトの開発において、要件定義〜テストまでを担当。2021年7月に、業務委託としてクロスビットに参画。
2023年10月に、エンジニアリングチームのリーダーとしてクロスビットに入社。
温かい体験をしたことで、やりがい面でも金銭面でも、シフトワーカーの方々がより報われるような社会にしたいと思えた
目黒:まず初めに、石河さんが2021年から現在まで、クロスビットでチャレンジをし続けられてきた背景を教えてください。
石河:もともとは前職の同僚の紹介がきっかけで、クロスビットに業務委託として参画しました。それから現在まで、クロスビットに在籍し、チャレンジし続けている理由は大きく二つあります。
一つ目は、自分の実体験がきっかけで、クロスビットの目指す世界観に深く共感していること。
私は学生時代に、レンタルビデオショップでアルバイトをしていました。その当時のアルバイト仲間と、数年前に久しぶりに連絡をとったことがあり、その時に初めて、彼が学生の頃から現在までずっと、レンタルビデオショップで勤務し続けていることを知ったのです。私はその話を耳にした瞬間、彼はレンタルビデオショップでの業務に非常にやりがいを感じているのだなと目を丸くした一方で、決して金銭的な面では余裕があるわけではないという話も耳にして、世の中には彼のような方がいったい何名いるのだろうと思いました。その経験から、働き手の方々がやりがいを感じられる業務を担当しつつ、かつパフォーマンスを正しく評価され、金銭的な面でもより報われるような社会になってほしいと感じたのです。
また最近は自分の子どもを連れて、アジア雑貨を販売するある店舗に足を運びました。私の子どもはその店舗の売り物に非常に興味を示していたのですが、まだ幼いため、売り物に手を触れた瞬間にそれらを落としてしまったのです。
その際、そこで勤務される働き手の方々はどのような対応をなさったと思いますか。
売り物が店内の床一面に散らばってしまったにも関わらず、働き手の方々は私たちを咎めたり責めたりせず、むしろ笑顔で怪我はないかと声をかけてくださり、さらには私の子どもと遊んでさえくれたのです。そのような温かい体験をしたことで、その働き手の方々を尊敬しただけでなく、温かい体験を生み出してくださるシフトワーカーの方々が、より報われるような社会を実現したいとさらに強く思うようになり、より一層クロスビットの構想に共感するようになりました。
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もう一つの理由は、その共感した世界観の実現に少しずつ近づいているなと感じていること。
クロスビットは飲食や小売、アミューズメントなどの業態の、より多くの企業様に『らくしふ』を導入していただくような「深化」にくわえて、医療・福祉をはじめとするそのほかの業態の企業様にも『らくしふ』の導入を進め、さらに『らくしふ』を利用される全国の企業様から取得できるさまざまなデータをもとに、「はたらく」にまつわる課題を解決する新規プロダクトを提供していく「探索」にも注力しています。
優秀なメンバーが続々とジョインしていること、さらには優秀な経営陣が揃っていることによって、『らくしふ』の「深化」だけでなく「探索」も推進し、マルチバーティカル構想を実現していけると感じています。
目黒:実体験から感じるクロスビットの構想への深い共感と、その構想を実現できる可能性があると感じられていることが、石河さんがクロスビットでチャレンジし続ける理由、というわけですね。
自分の強みや特性を活かし、マネジメントコースに進む決断をした
目黒:長年、業務委託としてクロスビットに参画されていた石河さんが、今回正社員としてご入社を決意されたのは、どのような理由からでしょうか?
石河:リーダー業務を経験し、マネジメントキャリアを歩む決断をしたことが、正社員としてのジョインを考えた大きなきっかけです。
自分自身の今後のキャリアを考えた際、もともと技術が好きだったことと、これまでプレイヤーとして仕事をしてきた経験が長かったことから、スペシャリストを目指すことも考え、どのようなキャリアを選択するかを迷っていました。
しかし、CTOであるアモルとの対話を通して、私のコミュニケーション能力やリーダーシップを評価してもらえたことで、きっと自分の適性や強みを活かせるに違いないと感じ、マネジメントキャリアを歩む決断ができたのです。
くわえて、これまでの業務経験を思い返すと、自分がメンターとして担当していた方が退職する際に、「腕の立つエンジニアが揃っている環境の中で、自信を無くしてしまいそうな瞬間もあったが、どのような質問でもしやすい環境を作ってくれた石河さんがメンターだったため、ここまでやってこれた」と声をかけてもらえたことや、「石河さんのいるチームはモメンタムが向上する」と口にしてもらえたことが多くありました。そういった経験も、マネジメントキャリアを歩もうと思えた理由の一つだったのです。
クロスビットには、一人ひとりのキャリアプランに応じて、マネジメントコースとスペシャリストコースを選択できる仕組みがあります。
マネジメントコースに進む場合は、採用面接も実施するため、よりクロスビットの財務面を深く理解して、採用活動にも活かしたいと考えていました。そうすると、正社員として入社する方が、より経営に近い情報に触れる機会が多いのではと考え、入社を決意したのです。
目黒:マネジメントコースに進む決意をしたことが、入社を決断する大きな理由だった、と。
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「チームメンバーの成長を感じること」が業務におけるやりがいの一つ。マネジメントコースに進むという決断は、決して後悔していない
目黒:石河さんがクロスビットに正社員として入社されてから、約1年が経過しました。正社員としての入社の動機であった「マネジメントのキャリアを歩みたい」と考えていたことについて、実際にリーダーとして勤務してみて、現在はどのように感じていらっしゃるのかを教えてください。
石河:リーダーになる以前と比較して、目下は一緒に働くチームメンバーのキャリアプランを、より深く考えて向き合えていると実感しています。
私の業務におけるモチベーションの源泉が「チームメンバーの成長を感じること」に変わった点も、リーダーになったことで感じる大きな変化です。
また私がリーダーとして務めてきたこの1年間は、チームメンバーのキャリア形成に向き合うために、目標設定とその振り返りを行う1on1に注力してきました。
エンジニアの目標は事業運営上、「必要な機能を一定の納期でデリバリする」といった内容になる傾向が強いですが、そのような中でも、その目標に対してどのような姿勢で取り組めばより成長できるのかを、チームメンバーと対話して定めてきました。そのようにして定めたメンバーごとに異なる状態目標の達成に向けてコミットしてもらうことで、成長角度が高くなると考えています。
実際に、クロスビットに入社した当時はジュニアのエンジニアだった方が状態目標に対してコミットしたことで、ここ数ヶ月で一気にミドルクラスの存在になり、チームにとって欠かせない頼れる存在になっている様子を目の当たりにしました。今後のさらなる成長を見据えるととてもワクワクしています。
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事業とエンジニアメンバーの成長を両立できるように、飽くなき挑戦をしていく
目黒:クロスビットのミッション実現を目指す上で、石河さんはどのような役割を担っていると考えられていますか?
石河:リーダーとして、事業成長にインパクトを与える開発組織を作る役割と、チームメンバーの成長機会を作ることによって、プロダクトの持続可能な成長を支える役割を担っていると考えています。
その役割を全うすべく、これまではチームメンバーとの目標設定や1on1に注力してきましたが、それだけでなく事業とエンジニアメンバーの成長を両立できるような新たな施策を立案し、飽くなき挑戦をしていきます。
目黒:今後の施策の展開が非常に楽しみです。
それでは最後に、これから選考を受ける方に向けてのメッセージをお願いします。
石河:クロスビットは構想を実現するために、『らくしふ』から取得できるさまざまな、かつ複雑なデータを起点にして、事業を横展開しようとしています。そのため「シフト」をはじめとするデータをもとに新しく展開するであろうプロダクトもデータ構造が複雑なものが多く、さまざまな新しいプロジェクトやプロダクトが立ち上がっていくでしょう。そのような環境を楽しめる方に、ぜひジョインしていただきたいです。
また現在募集している「リードエンジニア/テックリード」のポジションに応募なさる方は、すでに現職でテックリードとして活躍されている方、またはこれからテックリードを目指す方のはず。テックリードとして活躍したのち、エンジニアリングマネージャーやVPoEとしてのキャリアを歩めるだけでなく、スペシャリストとして、自分自身の技術の影響力を高めていくことも可能な点も、クロスビットのユニーク性です。自分自身の希望でマネジメントコースかスペシャリストコースを選択でき、どちらも具体的なキャリアパスがあるため、今後のキャリアがまだ定まっていない方や、テックリードとして活躍したあとの具体的なキャリアが想像できないと感じている方には、ぴったりのポジションです。
目黒:新しい仲間とともに、今後もクロスビットの構想を叶えていければと思います。
石河さん、本日はありがとうございました。
引き続き、リードエンジニア/テックリードは採用を行っています。ご興味を持ってくださった方は、ぜひエントリーをお願いします。
カジュアル面談をご希望の方は、ご応募の際に「カジュアルに面談を希望」と記載をしてください。