開発途上国向け(350人強)に日本のデジタルマーケティング事例を話すウェビナーに挑戦しました
2022年冬。普段、非常勤講師をご依頼いただいている東京ビジネス外語専門学校経由でウェビナー相談のメールをいただきました。
どうやら私がデジタルマーケティングの講義を持ってるので、そのつながりでお話がきたご様子。ありがたいですね。
ところで、この、海外産業人材育成協会(AOTS)というのは初めて耳にしましたが海外人材育成に力を入れている歴史ある団体のようです。
一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)
しかし、、、自分は英語が話せないのですが、講義をその場で通訳いただけるとのことでしたので、ここはいつも通り「何事もあまり考えこまずに新しいことに挑戦してみる」スタンスで、お話を受けてみることにしました。
ちなみに現地とは時差があるので、日本時間で17:00開始、20:00終了で、しかも3時間の長丁場のセミナーになるとのこと。
こんな集客チラシも作成いただいたので、がんばらないと、です。
海外研修 開設一覧表 | 協会企画型海外研修 | 海外研修(国庫補助事業) | 技術移転促進 | 海外人材育成 | 一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)
プレゼンテーション資料作成
というわけで、まずはZoomでのオンラインセミナーということですので、普段、学生や社会人向けにやっている講義のように画面投影用のスライド作成から着手しました。
ただし、今回は通訳をしながらの進行になるため普段の2倍の時間がかかると考え、3時間分の資料ではなく90分程度の資料を準備しました。
ざっくりと大きいテーマを並べてから調整し、最終的にスライドのページ数としては36ページになりました。
また、今回は事前に資料を英訳しておいてもらうために、セミナーの約1か月前に資料を完成させて提出する必要があり、資料作成の時間があまり取れず慌ただしかったです(いつもなら、いいのか悪いのか、ギリギリまで内容をアップデートしていました)
自分が作った資料が全ページ英訳されてくるのはなんか新鮮で面白いですね。
事前下見~当日リハーサル
今回はウェビナーなので自宅からの配信も検討したのですが、講義のしやすさを考えるとやはり普段の授業のように教室会場で実施するのが良いと考え、東京ビジネス外語専門学校の教室をお借りしました。
AOTSのスタッフの方には事前に会場を下見にきていただき、簡単に進行などについて打ち合わせを行ってから当日を迎えました。
わたしは写真の手前にあるノートPCで英訳版の資料をZOOM経由で画面共有してページを進めながら、並行して事前に紙に印刷しておいたPC横に置いた日本語版の資料を手でめくって同期する方法を取りました。
こんなとき、私が英語が読めれば英訳版の資料だけあればでいいのですが(笑)
事前にマイクの入力をチェックして、いよいよ開始です。
教室が若干音が反響する関係で最初、参加者の方が声が聞き取りづらかったようで、途中の休憩時間のときに調整を入れました。
開会
入室許可を出した瞬間にどばーっと人がなだれ込んできました。
「私はだれだれで!どこにいて!何がしたくて!」
みたいな感じでお願いせずともじゃんじゃん参加者が発言しまくります。
日本人のセミナーとは大違いです!超積極的です。
司会進行の方がもちろん英語で開会のあいさつ後、「普段はどんなスマートフォンを使っていますか?」といった場が温まりやすいアイスブレイク後、セミナースタート。
リアルタイムにチャットから質問を拾いつつ、Q&A機能でもらった質問にも最後にまとめて回答したりもしました。
気づけば、あっという間の3時間ですが機材トラブルなどもなく無事に終了しました。
短いセンテンスで区切って話すごとに英訳いただき、また話して、、、というスタイルだったので、普通に講義するよりは大変でしたが良い経験になりました。
AOTSで満足度アンケートの振り返り
終了後にアンケートを回答いただきましたので、北千住にあるAOTSへ伺って振り返りを行いました。
今回は参加者の習熟レベルが不明だったため、なるべくマーケティング未経験の方でもつまらなく感じないような内容に務めたのもあり、物足りなかった面もあったようで、もっと応用編が聞いてみたいという声も多かったので、今後機会があれば是非チャレンジしてみたいと思います。
セミナー参加された方のビジネスのお役に立てれば幸いです。
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