セミのように生きる
セミは地中に3年~17年いてから、地上にでてきて、子孫を残すために鳴いて1週間とかで死んでしまうそうです。
地中にいる間、セミは何を考えているのでしょうか。
ずっと一人で、いつかいつの日か、いまだかつて見たことのない地上へでる日のことを夢見て、ただひたすらに変わらない毎日をじっとして過ごしているのでしょうか。
そして、潜っていた期間よりもずっとずっと短い時間しか生きられないことを知っているのでしょうか。
数える気もなくなるほどの長い時間を待って、そしてやっと地上に出たと思ったら、「実は1週間しか生きられないんだよ」と聞かされたセミの気持ち。
なんだかやるせないですね。
でも、1週間しか無いとわかっていたら、これまでの長い地中生活(その間に死んでしまうこともあるかも?)を思えば、今がんばらないで、いつがんばるのか!?
そんな気持ちで今日もミンミン鳴いているのかもしれません。
ときに我々人間は、長い時間、親に手をかけてもらって成長し、勉強して、努力して、働いて、稼いで、我慢して、そして、”今こそ勝負の時期、人生の晴れ舞台”が訪れます。
でも、それはいつかわからない。もしかするとその機会が訪れても気づかないかもしれない。
いつまで地面の中なのか、そんな日は本当にくるのか、人生に迷ってしまった時、この動画が心に響きます。
どーせ無理なんて思わない、やってみないとわからないことこそ夢。
そんな姿勢をセミから感じるある夏の夜のことでした。
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