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特定外来生物
昨日、聖蹟桜ヶ丘の都立桜ヶ丘公園に初めて足踏み入れました。この公園は明治天皇の狩場だったそうで「聖蹟」と名付けられたのも、それが由来のようです。広大な敷地には樹木が生い茂り木立ちを通り抜ける風は爽やかです。その鬱蒼とした森の中に美しい鳴き声で求愛(?)をする数多くの小鳥が。ところがこの声の主「ガビチョウ」という特定外来生物なんだそう。特定外来生物とはその旺盛な繁殖力で日本固有種を駆逐してしまう恐れのある厄介者。「ガビチョウ」の原産地は中国ですが、その美しい鳴き声で「鳴き合わせ」を楽しむ愛鳥家向けに、日本にも輸出されたようです。その美しいさえずりも都会では「うるさい」と厄介者扱いされ、野に放たれたのでしょう。実質的に人手不足を解消するため受け入れした、外国人技能実習生とオーバーラップするのは私だけでしょうか。