【重要】デイトレードの考え方
2021年8月21日に追記しました。(最下部)
スキャルやスイングの手法は出しているのですが、デイトレードについても教えてほしいという声がありましたので、デイトレードの基本的な考え方を簡単にまとめたいと思います。
手法という形でまとめたわけではないので有料記事にはしませんが、ここに記載したことを理解するだけでも月間収支プラスは維持できるくらい重要な話です。
では早速ですが、ドルカナのチャートを使って説明していきます。
4時間足です。
ピンクのボックス相場に注目です。このようなボックス相場が現れたらチャンスだと思ってください。ボックス相場はロング勢とショート勢が激しく攻防しているポイントで、上下に注文がたまっているのでこの後の相場でも意識されます。
ボックス相場が現れたら上下にラインを引く癖をつけましょう。私の場合はゾーンとして見ているので、上記のチャートのように実態と髭先の両方にラインを引いて二重線とすることが多いです。
チャートを見た時がちょうど青丸印付近だったと仮定して、今回はここでのエントリー解説をしていきます。
まず知識として、上限のラインでは反発して下落することが多いということを知っている必要があります。ボックス上限からショートを入れていた人の逆指値注文(損切)や、下からロングを入れていた人の指値注文(利確)がたまっているからです。また、反転しやすいと思っている他の市場参加者の新規のショートも入ってきます。これら3つの要素が重なることで、上限のラインではショートが入りやすいのです。
ここで反発する可能性が高いなと思ったら、下位足である15分足を見ます。
安値を切り上げつつも、上限のラインを越えられずに何度も反発していることがわかります。安値切り上げのトレンドラインを引き、そこを抜けたらエントリー(一つ目の矢印)、もしくは一度プルバックを待ってセカンドブレイクからのエントリーです。
損切位置はボックス上限のラインの少し上(1番)、利確位置はボックス下限のラインの少し上(2番か3番)です。リスクリワードレシオは1対3と高く、勝率も50%は下回らないでしょう。
もちろん、トレンドラインを割らずにそのまま上にブレイクする場合もあるのでエントリーチャンスとならないこともありますが、そのような場合には無理にエントリーせず次のチャンスを待てばよいのです。大事なのはリスクリワードが高く、高い勝率が見込める確実な相場のときだけエントリーすることです。
ここで挙げたドルカナのエントリーはひとつの例で、要は下記3つの手順を守るということです。
①ボックス相場の上限下限など、意識されるポイントにラインを引く。
②ライン際まで値が動いたら下位足を表示する。
③下位足でエントリーの条件が整ったらエントリーする。
①はボックス相場だけではなく、三角保ち合いや三尊など、様々なチャートパターンがありますが、その中で自分の得意なものをいくつか持っておくと良いと思います。
ここで宣伝ですが、チャートパターンの学び方はこちらの記事に記載していますので興味がある方はぜひ見てみてください。
また、③のエントリーの条件はここに挙げたトレンドライン割れだけではなく、ダウ崩れ、移動平均線の角度やクロス、RSIの値やダイバージェンスなど、手法は無限に考えられるため、①のチャートパターンと同様に自分に合うものをいくつか決めておいて、それを手法に落とし込むのが良いでしょう。
以上がデイトレードの基本的な考え方です。この3つの手順を守りつつ淡々とトレードを続けていけば、確実に資金は増えていきます。
質問にはなるべく答えますので、疑問点がある方やトレードの添削をしてほしい方はお気軽にお問い合わせください。
※追記※
この記事を書いたのが8月15日だったのですが、8月21日現在のドルカナのチャートを見たら、同じように説明できる場面がありましたので追記します。
4時間足です。ボックスの幅は変えていません。青丸印に注目です。
15分足です。キレイな下落トレンドを描いてボックス上限を試した後、上方向にブレイクしていきました。ファーストブレイク、もしくはセカンドブレイクでエントリーし、損切はラインの少し下、利確はボックス幅の少し下、というリスクリワードの良い取引ができます。
ボックスレンジの期間が長ければ長いほど、長期に渡ってそのラインが効いてきますので、重要なパターンの場合には賞味期限が切れるまで(ラインが意識されなくなったなとはっきり分かるまで)ラインを残しておきましょう。
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