楽の余韻
色とりどりの音が舞う、
静寂を破るように、
風に乗って漂うメロディー、
心の奥深くでさざめく。
空の隙間から漏れ出す、
夢見た景色が揺れる。
微笑みの中に潜む真実、
それは無限の瞬間を織り成す。
陽だまりで奏でるリズム、
草花も踊りだし、
笑顔が連鎖する場所で、
忘却されし憂いは消え去る。
足音が重なる道、
自由な響きに導かれ、
過去と未来を結ぶ橋として、
今、この瞬間だけが全て。
ああ、それでも響く声よ、
楽器のように弦を震わせて。
喜びはいつもそばにいて、
小さな光となって照らす。
この一瞬、一緒に感じよう。
流れる時間と共に息づく、
私たちの歌、その名は「楽」、
終わらぬ夢へと続いてゆく。