嘘の国
嘘の国へようこそ、皆さま、
真実はどこかに隠れたまま。
笑顔の裏に、計略が潜み、
「誠実」と書いて、「虚構」と読む。
王様は言う、「素晴らしい未来!」
けれど鏡を見れば、ただの影。
民主主義はお菓子みたい、
甘くて美味しいが、中身は空。
新聞もテレビも踊る声、
「現実」を塗り替え、お祭り騒ぎ。
情報を捏造し、お手盛りで進む、
真相など知らぬ者たちの舞台。
夢見る人々、信じる彼ら、
詐欺師たちの手口にはまって。
心の中で感じる違和感を、
「それはただの陰謀論」と片付けて。
バーチャルな世界に生きる僕ら、
いいね!やフォロワーで幸せになる。
本当の友情?それは幻影、
クリック一つで愛も消えていく。
嘘の国では全てがOK,
矛盾と欺瞞が共存する街。
笑い飛ばして、生き延びるしかない—
この不条理な世に、自分を保つために。