18禁映画レビュー
こんにちは。
タイトル通り、18禁の映画に絞って感想を書き連ねていきます。
18禁と聞くと、エロ、グロなど好き嫌いが分かれるテーマや描写が多いイメージです。なので審査基準は、ズバリ「男女で見ても盛り上がれるか」でいきたいと思います。
デートの際にぜひ。(誰が参考にするの?)
※当然のようにネタバレします。ご注意ください。
【2022/2/11追記:作品を追加・調整しました】
審査について
「男女で見ても盛り上がれるか」という観点において、ストーリーや描写など様々な点から個人的に評価します。
★★★★:付き合ってない男女で見てもいける
★★★☆:付き合ってたり仲の良い男女なら
★★☆☆:趣味が合わないと厳しい
★☆☆☆:やめとけ
☆☆☆☆:評価不能
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
★★☆☆
この映画の見どころであるSMプレイのシーンは一見の価値あり。しかし、それ以外のシーンはベタな恋愛映画なので、途中でかったるくなる。早くエロシーンになれよという感情が芽生える。
ただしサントラは良い。
SMシーンを楽しめて、なおかつ男性が苦手とするとされているダラダラとした恋愛ドラマに耐えられるのならいいと思う。
何度も言うがサントラは良い。特にcrazy in love のリミックスは流れるタイミングも相まって感情が高ぶること間違いなし。
ちなみにこの映画は3部作の中の1作目なのだが、2作目以降は見ていない。まだ見ていないと言うべきか、見ないというべきか。分からない。ただ積極的に続きを見ようとする気持ちは今のところ湧かない。
娼年
★☆☆☆
これは一人、あるいは同姓同士であーでもないこーでもないと騒ぎながら見る映画である。
予告編だけだと分からないかもしれないが、思っていた以上に生々しいうえにずっと濡れ場なので若干気まずくなる。ネタバレになるがしょっぱなからセックスである。しかもセックスシーンが微妙に非現実的(AV的?)なので真面目に見る気にもなれない。
別に悪い映画ではない。ただカップルで見るのには向いてないと思うだけだ。
余談だが、私がこの映画で一番好きなのは先輩娼夫との絡みシーンである。
お嬢さん
★★★☆
見ていない人へ。見るに堪えないシーンがあっても我慢して最後まで見ること。
物語の構成や世界観は個人的には好みである。謎が謎を呼ぶミステリーに合う薄暗く倒錯した世界観、戦前の朝鮮や日本のノスタルジーな景色や建物、裏がありそうなベッドシーンなど「好きな人は好き」といえる要素は盛沢山である。
中盤でどうしても聴くに堪えないシーン(日本語能力という問題ではなく世界観的問題)があり集中力が途切れそうになったが、我慢しましょう。そうすれば物語は進みます。むしろあの後が面白い。
番外編:イースタン・プロミス
★★☆☆
他の映画と毛色が違うので番外編として。
この映画はエロシーンや全裸での格闘シーンなどあるが、一番のハードルはマフィア特有(?)の残虐なシーンである。
それが許せるなら特に問題はない。
マフィア映画やアクション系が好きならきっと楽しめるだろう。なお、特にエロい気持ちにはならない。
【2022/2/11追記】
フィフティ・シェイズ・ダーカー
★☆☆☆
一番最初にレビューした「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編です。やっと見ました。
相変わらずエロいのですが、それ以上に痴話喧嘩が加速していて、正直だるい。しかしやはりサントラは良い。
ちなみにこの映画はもう一つ続編があるのですが、そっちはR15です。
愛のコリーダ
★★★☆
大島渚のヤバさがわかる映画。キングオブ18禁だと思っています。
去年劇場で限定上映していたのをひっそりと見に行っていました。(それを今更書くという……)
若者には世界観が分かりづらい(馴染みがない)のである程度事前に知識を入れておかないと置いてかれます。まあ置いてかれても、度重なるセックスシーンに圧倒されて気にならなくなるんですけどね。
それにしても色々なプレイをするんですね。大島渚狂ってんな。
問題のラストシーンについてですが、モザイクのかかっている部分とかからなくなった部分についてはどういう基準で決められているんだろうとか思ったり。(詳しくは見ればわかるはず)
内容自体は最初から最後まで狂ってるんですが、時代の産物として芸術鑑賞のようなノリで楽しむというのはあり。絵的には綺麗なので。
今のところこんな感じです。他の映画も見たら追加していこうと思います。
やはり18禁は人を選びますね。皆さんも他の人と映画を見るときは気を付けましょう。それでは。