"I am xAlice"の世界観(2)

前回に引き続いて、今回は世界観についてのお話、その第2回目です！

What is "xAlice"?

そもそも、xAlice (ノットアリス = not Alice)って、何なんでしょうか？
パッとみる限り、かわいい女の子たちであることは間違いないのですが。

ーー彼女たちは人間なんですか？

仮想世界Wonderlandの中で暮らしているアバターで、それを操っている「中の人」はAI、ホストコンピュータの中に構成された意識体です。

ーー彼女たちは、そこで何をしているのですか？

Wonderland自体が、AIに学習させて優れた個体を選別するための学校、とされています。
彼女たちは来る日も来る日も、学習して論理的思考力を高め、他の個体と交流することで社会性と知識を深めて、AIとしてのレベル(=学年)を上げることに努めているのです。

ーー学年を上げてどうするんですか？

低学年のうちは、ただ勉強しているだけでいいのですが、学年が上がっていくに連れて徐々にマザーコンピューターから、Wonderlandの維持管理に関わる仕事を言いつけられるようになっていきます。

xAliceの世界において学年は絶対的なもので、下級生は上級生の言うことを聞かなければいけません(ここはわたしたちの世界の中高生と同様ですね)。
また、Wonderland内の情報にはすべてアクセスレベルが設定されており、一定以上の学年に到達した個体だけがアクセスできる情報があります(それでも、噂話としてはある程度広まってしまうのですが…)

ーーそもそも、何のために作られたんですか？

はるか昔のことで、その記憶は風化しています。
Wonderlandとそのホストコンピュータの維持管理のため、という見方が一般的です。