Dの遺伝子をもつ日本人とこれからの世界
日本人は古代の遺伝子をもつ特殊な民族
ハプログループDという言葉をご存知でしょうか。これは人類のY染色体の分類を表している言葉で、人類の発達における遺伝子の分岐の順番をも表しています。
詳しい説明については、Wikipedia などを参考にしてくださいね!
とっても簡単にいうと、人類の遺伝子の中のY染色体と呼ばれる部分は A,B,C,D,E...の順に分岐していって、Tまであることがわかっています。
多くのアジア人(中国、朝鮮地方、マレーシア、インドネシア)が、Oグループなのに対し、日本人とチベット、アンダマン諸島にだけDが見られ、しかもその中のD2という遺伝子は日本人だけにしか見られない特殊なものとなっています。
ちなみにDの次の遺伝子であるEは、イスラエルなどの古代ユダヤ人の血統に見られます。
遺伝子的には、DとEは、それ以前にアフリカのナイジェリアに存在したDEという型から分かれたとされていますので、遺伝子的には日本人とユダヤ人は近いものを持っていると言えます。このことは、それぞれの民族が独立して発展してきたことを物語っています。
日ユ同祖論というものがあります。日本人は元々ユダヤ人だったというものです。
しかしながら、遺伝的に見るとこの両者の隔たりは大きく、日本人にはEの遺伝子が見られません。おそらくは、弥生時代に中国等を通してその文化だけが入って来たのだろうと思われます。
ちなみに、D(日本人)とO(他のアジア人)の遺伝子の間には7万年ほどの開きがあり、両者は似て異なる民族であることがわかります。A〜Eまでは「古代血統種」と呼ばれています。これに対してヨーロッパに住むアーリア系の人種がR以降と、もっとも若い民族となっています。
Dの遺伝子は特に縄文系に多く見られる
日本人の中でもDの遺伝子を持っているのは、沖縄、南九州、関東、東北、北海道(アイヌ)に多く見られ、縄文人から受け継がれてきていることがわかります。
縄文人は日本において1万年以上の長きに渡って繁栄してきたことがわかっていますが、D遺伝子が分岐したのは、8万年〜6万年前と考えられていますので、実際はもっともっと昔から日本に住んでいたのだろうと思われます。
Dの遺伝子はカインの子孫?
聖書には最初の人類としてアダムとイブが登場します。そしてアダムとイブには、カインとアベルという2人の子どもがいました。
しかし兄カインは嫉妬心から弟アベルを殺害してしまいます。カインはアベルを殺してしまった罪悪感から、その地を離れ、東へ東へと逃れていきます。
不思議なことに聖書には、カインはそこで妻をめとって子どもを生んで子孫が増えていったことが書かれてあります。(アダム一家の他にすでに他の人類がいたことが伺えるのです。)
カインの子孫がその後どうなったのか、聖書にはあまり詳しく書かれていません。
二人の息子を失ったアダムとイブには、ふたたびセツという子どもが生まれます。
このセツの子孫にノアがいて、その子であるセムからユダヤ民族につながる系譜が続いています。
この神話を読んで思うのは、おそらく東へ東へと移動していったカインの子孫は、やがて古代の日本へとたどり着き、縄文人の祖になってのではないかということです。
実際は物語の内容通りでなかったにしても、この神話が遺伝子の系譜を表していることは間違いありません。
みんながしているから自分もするという民族
世界的な疫病の流行を受けて、いまやどこへ言ってもマスク姿の人を見ることができます。
私の住んでいる福岡でも、感染者数が増えているため、どこへ行ってもマスク姿の人ばかりです。
うっかりマスクせずに店に入ったりすると、「マスクをしていないなんて非常識です!」みたいに言ってくる人もいるぐらいで、なかなか神経を使います...。
とある調査によると、マスクをする理由として、自分を守ったり、自分の周囲にいる人を守るという理由以上に、最も多かった回答が、「みんながしているから」というものだったそうです。
参考記事:https://www.tokyo-np.co.jp/article/48279
なんとも日本人らしい理由ですが、これには遺伝的な理由があると考えています。
古代血統は奴隷遺伝子?
人類を創造したのは、アヌンナキと呼ばれる宇宙人たちであったと言われています。
アヌンナキたちは、金の採掘のために地球へやってきましたが、その労働力として、当時地球に生息していた猿をベースに、自分たちのDNAを組み合わせた「人間」を創造しました。
彼らは当初、労働力でしたから、ロボットのようにアヌンナキたちの指示に忠実に従うよう、遺伝子が組み込まれていたと言われています。
原初の人類は、アヌンナキを「神」として崇め、その命令には絶対でした。
アヌンナキたちが地球を去るにあたって、人類が自立して生きることができるよう、より高度な知能を与えたのが、いわゆる現在の人類に相当するわけですが、それでも、奴隷遺伝子が色濃く残ったと思われます。
特に古代血統のD2遺伝子は、日本列島という閉ざされた環境で、数万年に渡って他の民族との混血を避けて保存されてきました。
そのため、未だに「右習え」や「権力や権威に弱い」といった性質を色濃く受け継いでいるというわけなのです。
ちなみに日本人に継ぐE遺伝子を持つ古代ユダヤ血統ですが、民族発生直後のユダヤ人たちが、長い間エジプトで奴隷(※内容的には現在のサラリーマンと同じ)として働いており、エジプトに見られる数々の遺跡の建造に関わっていたことが、歴史的資料からわかっています。E遺伝子も、Dと同じく奴隷遺伝子だったのかも知れません。
昭和世代が乗り越えなければならない壁
ところで、D遺伝子の話からちょっと逸れて、日本人が直面している課題に目を向けてみましょう。
昭和世代と書きましたが、これは特にこれからの日本人が乗り越えていかなければならない部分でもあります。
アセンションという言葉がありますが、これは意識の進化をも意味する言葉でもあります。
次元上昇
とも言いますね。
特に昭和世代の人々は、3次元意識の中で生まれ育ち、そのような生き方をしてきました。
ところが平成に入ると4次元意識をもった子どもたちが生まれはじめました。とくに平成10年(1998年)以降に生まれた子どものほとんどは4次元意識になっています。
令和に入り今度は5次元意識をもった子どもたちが生まれ始めています。おそらく令和10年(2029年)以降に生まれてくる子どもの殆どは5次元意識の子どもたちでしょう。
そうなると、世界はどんどん5次元意識へとシフトしていき、3次元や4次元の意識のままで生きている人はなじまなくなっていきます。
ですから私たちもみな、5次元意識を目指していかなければならないわけですが、各次元を隔てている壁を乗り越えなければ、先の次元へ行くことはできません。
3次元と4次元の間には壁があり、
4次元と5次元の間にも壁があります。
つまり、昭和生まれの人々が5次元意識に移るには2つの壁を乗り越えて行かなければならないと言うことなのです。
3次元、4次元、5次元の違い
3次元意識で生きるとは、いわゆる物質中心主義で生きるということです。
物質が中心なので、目に見えるものが大事であり、見えないものにはあまり注目されません。
働かざる者食うべからずという言葉があるように、自分の努力と結果が直接結びついている世界でもあります。
3次元意識の社会は、縦型社会でありいわゆる中央集権的なシステムです。
全てにおいて、条件付き、判断が大事、取引が大事になってきます。
自己の確立に関しては「比較の中の私」という意識です。
4次元意識の世界では、自我の確立の中で生きることになります。
つまり「私」が大事なのです。この世界では「私」と「あなた」という関係性が重要になり、アイデンティティが確立されていきます。
「自分を大切にしましょう」というメッセージは、4次元意識に向かわせるものだったのだということがわかります。
3次元意識に見られた「比較の中の私」はいなくなり、個の確立がされていきます。
アドラー心理学で言うところの「嫌われる勇気」も4次元意識での生き方を教えています。
4次元意識においては「個」が一番重要になってきますから、その社会も「個」が重要視されます。つまり強いものが独占していく競争社会でもあります。
一方で目に見えないものの影響も強くなっていきますので、シンクロニシティ(共時性)が起こりやすくなり、奇跡的な出来事も増えます。
意識が現実化していくのもこの世界ならではです。そういう意味では引き寄せの法則も4次元意識の生き方を表しています。
4次元意識で生きている人は、基本的にあまりお金に困りません。なんだかんだ言って、自分の好きなことをして生きていける人たちです。
この領域で生きている人にとっては、シンクロニシティ(共時性)は当たり前であり、自立した意識をもって自分の感覚を大切にしていれば、特に努力しなくてもお金や豊かさを手に入れることができますし、必要なものが手に入るようになります。
今の若い人たちは、例えばYoutuberなどといった感じで、自分の好きなことをしながらお金を稼いでいる人もたくさんいますね。
5次元意識の世界は、全てが一つであるというワンネスの意識の領域になります。
2026年以降、世界はこの流れになっていくと言われています。
この世界では、個が消えて全てが一つであることが理解されます。中央集権的なリーダーがいなくなり、それぞれが必要なことを分担して生きていく、横型の世界になっていきます。
その意識を反映して生まれてきたのが、仮想通貨(暗号資産)に用いられているブロックチェーンという技術です。
この世界においては、全ては一つであることが理解されていきますので、「無判断」「無条件」「無制限に与える」が当たり前になっていきます。
世界で起きていることには、良いも悪いもなく、ただ神の意志によって起きているのだということが明確である社会です。
NESARAとかGESARAといった金融リセットは5次元社会でのみ可能です。この世界においては、仮想通貨が無尽蔵に発行されていきます。無尽蔵に通貨が発行されてもインフレーションが起きないのが5次元意識の世界です。
その意識でいないと、それは成立しないということでもあります。
つまりそれが実際に実行に移されるようになるには、まだ10年ぐらいかかるかも知れません。どんなに早くても2026年以降になると思います。
3次元意識の世界で同じことをすると大恐慌になるからです。
5次元世界では、「無判断」「無条件」「無制限に与える」が当たり前なので、お金も空気や水と同じ扱いになっていきます。
それがあるのが当たり前で、人々は自分の得たいものを得たい時に得ることができるし、与えたいものを、欲しい人にいつでも与えることもできるのです。
3次元と4次元の間にある壁
昭和世代はまず、3次元と4次元の間にある壁を乗り越えなければなりません。
3次元領域に生きる昭和生まれの人たちが、4次元領域にシフトするのはどうしたらよいのでしょうか。
実際、すでにその領域にシフトしている昭和生まれの人々には共通点があると言われています。 それは…
・死ぬほどの体験をして奇跡的に助かったことがある
・文字通り死んで復活したことがある(臨死体験)
・死んだほうがましだと思えるほどの苦しい体験を何度となくしても、自分をシフトさせることに諦めずに取り組んできた
という点です。
実は3次元領域と4次元領域の間には「死の恐怖」という壁があります。
この壁を勇気をもって乗り越えることができた者だけが、次の領域、つまり、自立して、自分の好きなことをしながら、お金にも困ることなく自由に生きていく事のできる世界に行くことができるということなのです。
それを言葉にまとめると、
死の恐怖を乗り越える勇気
↓
死を受け入れる勇気
ということができます。
昭和生まれの人はよく、
「死ぬ気でがんばれ!」
みたいなことを言ったりしますが、実はこれ、案外真実を言い当てていたりします。
では具体的に、死を受け入れるということはどういうことかというと、
自我の死
です。
厳密に言うと、古い自我の死を意味します。古い自我が死ぬことによって新しい自我が生まれます。
古い自我はこれまで身につけてきた、様々なこだわりや思い込みを持っています。これらを全て手放して、新しい自我に生まれ変わる必要があるということなのです。
しかしながら、古い自我はこれに対して強烈に抵抗します。当然です。それまでの人生を支えてきてくれていたのも、この自我だからです。 この勇気を持てるかどうかが、次元の壁を超えられる鍵となっているということなのです。
4次元と5次元の間にある壁
では、4次元と5次元の間にある壁は何かというと、これは、
偽善の壁
と呼ばれているものです。
偽善とは、
・自己承認欲求(認めてもらいたい)
・権威や権力
・特別さ
・無神論(私が神という考え)
・こだわりや許せない思い
です。
良し悪しではなく、これらは4次元意識の人が持つものですが、この意識は5次元意識とは相容れないものなので、これらを手放して行かなければ、5次元意識にシフトすることはできません。
5次元意識とは「無判断」「無条件」「無制限」が当たり前だからです。
ですので、5次元意識にシフトしている人というのは、
・認められても認められなくてもどっちでもいい
・こだわりがなく中庸
・執着がない(どっちでもいい)
・能天気、楽観的
・空気が読める(相手のニーズがわかる)
・自由
・愛の存在(無判断、無条件、無制限)
・自分を超えた大いなる存在を意識している(集合無意識の理解)
といった特徴があります。
日本人は3次元から5次元に一気にシフトできる民族
Dの遺伝子は3次元意識においては「奴隷遺伝子」と表現しました。しかしこの奴隷遺伝子は、確かに3次元社会では奴隷的ですが、5次元意識の性質にとても馴染みやすいものでもあります。
そもそも縄文時代において日本は5次元意識の横型社会にあったと考えられています。
弥生時代に大陸から新しい文化が入ってきてから、中央集権的な考え方が一般的となっていきました。
ただ、横型社会の在り方というのは庶民の間に根強く残っていて、社会が平和な時代にはその性質が強く出ていたと考えられています。
元々5次元意識で生きていた民族、それがD2遺伝子を持つ日本人なのです。
ですから日本人は5次元社会が始まると、すぐに順応して行くことでしょう。
ただ、長らく3次元社会で生きてきましたので、やはり死の恐怖の壁と偽善の壁は乗り越えていかなければなりません。
この壁を乗り越えていく、最も簡単な方法は、自分と向き合い、自分の中にある様々な怖れを知り、認め、受容していくことです。
3次元や4次元が「光」を基準とした陽の世界であるとするなら、5次元世界は「闇」を統合していく陰の世界です。
自分の内に入っていくとは、内なる陰の部分に目を注ぎ、それを肯定していくことでもあるのです。
それは日本の「わび」「さび」の文化にも表れていますね。陰を良しとするものの考え方です。
見えるものとは光の世界です。
見えないものとは影の世界です。
見えないものに目を注いでいくということは、陰の世界をも大切にしていくということでもあるのです。
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