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パートナーシップとは

パートナーシップとは共同創造です。

二人の者が共に新しい未来を創ることであり、主にそれは深い愛と信頼によって結ばれた関係におけるものです。

パートナーシップとは、依存、自立に続く成長の3段階目に当たり、人間としてはある程度成熟の域に達することでもあります。

たとえ夫婦といえどもみなパートナーシップに到達してるわけではありません。

例えば依存のレベルにある夫婦はどうでしょうか。

依存とは、自己責任を持たない状態でもあるので、何か問題が生じればそれは全て相手のせいということになってしまいます。

互いにそういう関係なら当然、正しさと正しさの対立によるぶつかり合い、つまり喧嘩が生じることになります。

これに対して自立のレベルにある関係においては、互いに干渉しあわないようになります。あまり喧嘩もしませんが、ばらばらでまとまりがないかも知れません。当然互いに自立していくのも時間の問題でしょう。

もう一つのパターンとしては、どちらかが依存タイプでどちらかが自立タイプの関係です。そのような関係では一方がひたすら依存しようとし、一方は逃げるように自立しようとするでしょう。

上記の3タイプの関係において共通していることは、たえずお互いの間で、それぞれの価値観をすりあわせようとしていることです。

価値観の擦り合わせとは、平たく言うと相手にあわせるということです。相手にあわせていればとりあえず平和だということなのです。

そのような関係性の中では、本当の安心感とか幸福感、豊かさなどはありません。表面的に取り繕ったものばかりだと言えるでしょう。


さて、パートナーシップとは、これらを越えた先にあるものです。

顔色を伺うこともなければ、取り繕うこともありません。二人の間には100%の信頼があり、互いに補完しあい、自由があります。

ここで言う自由とは、依存されることに疲れて自立することではありません。互いの信頼の中で自分らしく生きることなのです。

不思議なことに、このレベルにおいては、自分らしく生きることが結果として相手を助けることになります。

そこにはワクワクするような冒険があり、豊かさがあります。

そして人は本来そこに行くことができるようになっています。単にやり方を忘れてしまっただけなのです。

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