SA☆KA☆NA
10月に魚を食べたってだけの話です。
当時はバタバタしがちだったので、お昼に栄養補助食品の類をムシャムシャ食べておしまい、ってことが多かったんですね。流石に心が荒んできて、素材本来の美味しさを感じやすい食物を体が欲するようになりました。
近くのスーパーで物色したところ、なんと、赤魚の焼き魚があるじゃないか!となりました。
これでタンパク質をしっかり摂取できる(^_-)-☆
まさか、これが地獄の門を開くことになるとは夢にも思わず…
飲食OKの広場で意気揚々と赤魚のパックを開けたとき、あれ?って気づきました。遅すぎた…
そう、冷蔵保存されていたので、めちゃくちゃカチカチだったんです。
なんで売り場で気づかねーんだよ(笑)
広場に電子レンジなんかあるわけないし(´;ω;`)
死んだ(^^)/
戦いの火ぶたは切って落とされた…
無理やり赤魚の身に箸を突き立てる私。
あー、硬いし滑る。危ない( ;∀;)
しばらく悪戦苦闘していましたが、あるとき、体が状況に慣れはじめました。
私は気づきました。そう、自分は野生を取り戻そうとしているのだ、と。
赤魚に噛みつき、背骨を無理やり引きはがします。
うおおおお、野性的になっちゃうぞーーーーー!!
多少の骨は食いちぎります。ワイルドだろう?
周りには落ち着いた大人だけでなく、合唱コンクールで青春!?している中学生なんかもいるのに… 何やっているんだお前― <(`^´)>
何とか、完食。生きる力を見せつけてやったぜ!
これでもう懲りるはずだったのに、数日後、キンキンに冷えたサバカツを食すことを私はまだ知らなかった…
(完)