ジャグリングをすれば全てが良くなる気がする
今回はジャグリング部に入部して以来、私がジャグリングによって精神的に支えられてきた、という話をします。
1.とにかくジャグリングをするのが楽しい
私は入部して以来、ずっとジャグリングが楽しくてたまりません。1年生の頃は特に大学生活を辛いと感じていたので、ジャグリングをするためだけにキャンパスへ足を運んでいるような状態もありました。
私にとってこんなにジャグリングが楽しい理由として考えたのは、
・先輩の見せてくれる技に特にワクワクしていたことでジャグリング=ワクワクになっており、ドロップ(道具を落とすこと)が苦にならないこと
・クラブという基本技の習得さえ難しい道具を選ぶことで先輩や仲間、外部の人から無条件に好評価を得られること
この2つです。
2.どうしても微妙にネガティブな生き様になりがち
基本的に私には長所というものがありません(以前に記事で触れたように、心理テストでも長所が無いと診断されました(T . T))。
小さな頃から見た目の悪さを指摘され続け、運動が苦手でスポーツが関わるといつも馬鹿にされっぱなし、判断に時間がかかるタイプで気が利かずバイトでは無能扱いしかされない、というのがジャグリングをしていないときの私です。集団の中にいればすぐに目障り扱いを受けてしまうことが多く、生きていて暗い気持ちのことの方が多いかもしれません。
しかし、ジャグリングをしていれば、100人に1人が出来るかどうかという特技を持った人間に変身出来るます。しかも前述の通り、クラブは取り組むだけで一定の評価がもらえてしまうおいしい道具であるため、好評価に飢えている"使えない人"こと私はジャグリングが気持ち良くてたまらないのです。ありがとう、ジャグリング!!
3.当然、楽しいばかりではない
ここまで、あたかもジャグリングで苦しんだことが無いようなことを言ってきました。しかし、私もジャグリングをしていて苦しいと感じたことはたくさんあります。
例えば、思うように演技が作れないときにイライラすることが多いです。それから、同じような時期にジャグリングをはじめた人に比べて自分の持ち技があまりにも少ないことに落胆することばかりです。特に同級生のクラブジャグラーは半端ない実力者が揃っていて、自分の存在意義を見失いそうになったこともかなりあります。自分より後にジャグリングをはじめた人でも、自分の出来ない7ballカスケード等の高難度技をさっさと決めてしまっており、自分がジャグリングをしていた時間が無駄だったのかと思えることもありました。
私はジャグリングを苦しいものと思ってしまうときには、一旦ジャグリングすることを休むことが多いです。読書やジョギングに時間を使うことが良くありますね。
意外なことに、ジャグリングから離れてみると楽しいと感じていたころの記憶がたくさん蘇ってきて、何だかジャグリングがしたくなってきます。一度ジャグリングがしたくなってしまえばもう止まりません^_^
ジャグリングの魅力は自分が自分であることに良さを見出せることだと思っています。基本技であるカスケードの軌道でさえ、人によって異なり、全く軌道が同じであるカスケードは世界に無いのではないかと思う程です。人と違うからこそおもしろいと気づくことが出来、何にも取り柄が無い人こそ個性を得られる。そんな強さがジャグリングにはあると信じております。