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フランス「リベラシオン」に掲載

X-oasisがフランスの新聞に!

先日取材を受けた「リベラシオン」にX-oasisが掲載されました!

――と本来、業務的に報告するところなのじゃが……

今回のノートはワシ、虎神ぱとらが担当させて頂き噛み砕いてお伝えするのじゃ!――くろしすちゃん、味をしめたのう……。
さて片手に持った古い辞書と片手に持ったケータイでバリバリ訳していこうのう!
新聞は3月26日に出版され2ページの掲載。

そしてWeb誌面は
https://www.liberation.fr/societe/sexualite-et-genres/karin-tenanciere-dans-le-metavers-20220326_XEI7BXC76NEBLHZYHH2XKM3JKU/

https://www.liberation.fr/societe/sexualite-et-genres/x-oasis-la-realite-virtuelle-est-un-piratage-des-sens-20220326_5QG2BWTWBJDHNJBHVIT4UKRMSM/

こちらじゃよ!
ぜひ、一読してほしいのう!

リベラシオンって?

リベラシオン(liberation)は世界的に有名なフランスの日刊新聞じゃ。

ワシらの中で身近に見かけるものは掲載されている「風刺画」じゃ。
「見たことがあるもの」が検索するとすぐ見つかるはずじゃ。
良くも悪くも感情に響く「政治的なもの」じゃが、そこから辿れる感情や考えは「一枚の絵に込められた言葉」として強い力を持つものじゃな。

wikiでもあらましがズラっと出てくるので、軽く目を通すと良いかもしれん!


大まかな話とワシ的なあれ

「パンデミックで多くのえっちなものがインターネットに移行した」という書き出しで始まり、
日本ではワシらX-oasisがバーチャルリアリティセックスを提供している……と続くのじゃ。

リベラシオン誌らしく、性別のお話をしっかり掘り下げておる。

「性別の同一性も年齢も関係なく楽しめる」ことがしっかりと書かれておったのう。
誰もがどの性でもどのポジションでも気持ちよく楽しめること、ワシが大事だと考えておるVRえっちそのものじゃから、
とても満足な内容じゃ!

アイテムや衣装の話を交えつつ、自分の思った姿でセックスワークが出来ているよ、などのう。
バ美肉やトランスジェンダーについても、政治的な言葉ではなく「夢や自己実現」の話として伝えてくれておった。
皆もご存知のカリンちゃんとのお話をしっかりと受け止めておって、キャストであるワシが読んでも感慨深いのじゃ……!

国や場所、人々や常識が変われば性別や性行為の話は大きく変化することじゃ。
同性愛が禁止じゃったり罪じゃったりする場所もある。
じゃからこそ丁寧に「どのような性趣向も安心して遊べる」と文字にされておるのかな、と感じる次第じゃ。
ワシら風俗や水商売のものはスポーツの推しチームと、政治の話は禁忌としておることが多い。
思想や考えは人に亀裂を生みやすくワシらは快楽であるべきゆえ、新聞との相性はあまりよくないのじゃ。
読んだレビューなど本当はもってのほかなのじゃよ?

ただ、読み進めてもこの記事には政治的な言葉はどこにもないのじゃ。
(ワシの翻訳が甘いのかもしれんがの!)
じゃがきっと、これは政治に投じられる一石なのじゃろう。
マイノリティとして、ジェンダーフリーの一つの形として伝えられたワシらじゃ。
紙面を手に取った人の多くの感情や考えを呼び起こしたり、または何感じずにそっと閉じるかもしれん。

じゃが、「誰もがなりたい姿で好きな仕事をして、誰もが好きなものを抱きしめて、それこそえっちできる!」をまっすぐに伝えていくこと。

日本の電脳から始まった「ジェンダーフリーなVR風俗店」が生きにくさを感じる誰かの道を明るく変える力になるのかもしれん、
とワシ個人の思いも乗せて締めさせてもらうのじゃ。

取材・掲載ありがとうございました!じゃ!


余談じゃが、ワシのことが「ファウヌスみたいなやつ」と紹介されておった。
イタリアの神様じゃが、ギリシャ神話で言うパーンやサテュロスとも話が混じっていった牧神、豊穣の神様じゃ。
多産とかえっちのイメージも強く備えておるゆえ「なるほど解釈一致」じゃ!

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