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非連続成長で社会にインパクトを与える -MFXってこんなチーム 成長戦略室-

こんにちは!マネーフォワード エックスカンパニー公式noteです。

「MFXってこんなチーム」第2弾!!
今回はエックスカンパニーの将来戦略を考える成長戦略室のミッションと展望について、室長の安江さんにインタビューしてきました!

そもそもマネーフォワード エックスカンパニーって何?という方はぜひこちらをご覧ください。

登場人物

株式会社マネーフォワード
マネーフォワードエックスカンパニー 成長戦略室 室長
安江 友宏
2006年に三菱UFJ銀行に新卒で入社。法人営業やウェルス・マネジメント業務など経験し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にも勤務。2018年にマネーフォワードに入社し、社長室及びMoney Forward X 本部に所属。新規事業企画・開発や事業法人・金融機関とのアライアンス、経営企画を担当。現在、成長戦略室長として中長期戦略を担当。
またアーリーステージのスタートアップで経営や顧問を経験している。
経営学修士(MBA)。専門分野は「アントレプレナーシップ・新規事業創造・ベンチャーファイナンス・ファミリービジネス研究」。

成長戦略室の役割

エックスカンパニーではどんな役割なのか教えてください

エックスカンパニーでは金融機関や事業会社などのパートナーさんと共に、新しい金融体験を共に生み出す共創事業を行っています。ありがたいことに順調に事業成長できていますが、ここから先、現状の成長曲線からジャンプするような大きな成長、もしくは今描けてないようなはるか先の未来を描くというミッションを持っています。

私はエックスカンパニーがジャンプするような成長、すなわち非連続の成長を成し遂げるための施策は3つあると考えています。1つ目はエックスカンパニーの中長期戦略を考えること。2つ目はグループジョイン(M&A)などによる事業拡大の検討。3つ目は新規事業の創出です。

中長期戦略おいてはエックスカンパニーの「パートナーと共に、新たな金融サービスを創出する。」というミッション、提供するソリューションのことを大きな目線で捉え、成長のために必要な要素を考えています。

エックスカンパニーを含めたマネーフォワードの様々な取り組みや、提供されるソリューションを点と捉え、それらの点をつなぎ合わせることにより新しいイノベーションの種を発見し、5年後、10年後に繋げていくような動きをしているのです。

なぜ成長戦略室を立ち上げたのですか?

長期的な成長戦略を考えるという仕事は、すぐに数字的な結果が出るものではありませんし時間もかかるため、なかなか手を付けづらい部分でもあります。

またエックスカンパニーのビジネスは金融機関や事業会社のパートナーさんや、開発パートナーさん、それにソリューションを実際に使うエンドユーザーなどステークホルダーが多く、取り扱うソリューションも独自性が高いです。

これからのマネーフォワードの成長、エックスカンパニーの成長を考えると戦略立案に注力するべきだと考えました。そのためエックスカンパニーの「中」にいるからこそ、より事業やメンバーのことを理解でき、成長戦略を立てやすいと考えてカンパニー直属の成長戦略室を立ち上げたのです。

直属になることにより、エックスカンパニー単位での戦略を描いて実行する上で、必要に応じて各部門のリソースをピックアップして繋ぐことができる横串的な動きをできるようになれるのです。

成長戦略室の業務に活きた、過去の経験はありますか?

様々な職種・業種を経験してきたことが一番大きいと思います。

最初は銀行で法人営業になった後、プライベートバンキングの企画と営業企画を経験しました。そこから証券会社に出向して、債券のアレンジャーという金融派生商品の開発もやりました。

その後マネーフォワードに転職し、エックスカンパニーの経営企画部に入り、社長室(当時は事業企画部)も兼務して新規事業にも関わったり、1度スタートアップに転職しましたが、またマネーフォワードに戻ってきています。また銀行員時代にMBAも取得していますね。

我ながら様々な職種を経験したと思います笑

成長戦略室は多角的な知識、様々なステークホルダーとのコミュニケーションが必要とされます。今までの経験で人との出会いや知見を蓄えることができましたし、自身の多様性を磨いたことや多様性を受け入れる心が養われ、業務に活きていると感じます。

成長戦略室のこれから

成長戦略を描く難しさ、やりがいを教えてください!

成長戦略室は目標を達成するための指標を、売上ではなく成長戦略立案のための行動をKPIとしています。理由は成長戦略室の活動が数値的な結果がすぐに出ないという難しさがあるためです。

多くの企業で中期計画があるように、2〜3年後に向けた戦略や計画は一定の解像度で描くことができると考えています。ただその先、5年10年後を考えるとなると途端に解像度が低くなります。新規事業を例にとっても、数年以内に1つ2つ立ち上げるだけでなく、色々な角度から事業を検討し、長期的な目線で事業の仕込みを行っていく必要があります。

ただまだ解像度が低い10年後に向かって非連続成長を実現しようとした時に、誰もが理解できるような施策を打つだけでは非連続成長には結びつかないと考えています。誰もが理解できるということは誰かが実行できますし、既に実現している可能性があります。つまり「なぜそれをやるの?」と周囲からの理解が得られにくく、数値的な結果がすぐに出ないという難しさがあるのです。

ですがマネーフォワードはチャレンジに寛容な会社です。法務やファイナンスの観点でのレビューはしっかりしていますし、チャレンジした上での失敗は受け入れ、次へ活かす文化です。私は成長戦略室の活動は、やって終わりではなく「チャレンジし続ける」ことが重要だと思っていますが、それを許容してくれるのです。

マネーフォワード、そしてエックスカンパニー事業を多角的に考えられること、そして事業成長のために責任を持ってチャレンジできること、それが成長戦略室のやりがいだと考えています。

どんな人がチームに来てほしいですか?

成長戦略室は私とシンガポールにいるリサーチャー含めまだ2名のチームです。今期はもう1名、戦略を考えつつ新規事業の立ち上げもできるようなような方を採用したいと考えています。

成長戦略室の業務は抽象的でつかみどころのない事柄に向かっていくものです。そこで自走しながら、自分自身で目標や意義を設定し、霧の中を進んでいけるようなマインドセットを持っている方が求められます。加えて部門横断的に、異なる性質を持った物ごとを繋げていくような活動もあるため、多様な経験をしてきた方はその経験を生かしてもらえると思います。

あとは私とスキルの補完し合える方であればありがたいですね。例えば資金調達の経験がある方なら、全社のグループジョインに関する戦略を考えるコーポレートディベロップメント室とのコミュニケーションも今以上にスムーズになります。


安江さんありがとうございました!!

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