私たちのオリジナルキャラクターが誕生しました
初めまして。X-geneのブランディングを担当しております川邉哲平(かわべてっぺい)と申します。noteで文章を書くのはこれが初めてです。
今回は、私たちのオリジナルキャラクター3人の紹介と、誕生までの経緯、そして今後の展開についてお話しできればと思います。
キャラクター紹介
早速ですが、こちらがX-geneオリジナルキャラクターの御三方です。
まだ名前はつけていないのですが、コンセプトとしては「団体の主ターゲット層であるU30と同じ立ち位置の人」です。
よりX-geneのコンテンツを身近に親しんで受け取ってもらえるよう、見た目の印象はやわらかくしつつ、メッセージがストレートに伝わるようシャープなタッチで描いていただきました。
どの媒体でも、どんなシーンでも、それぞれが馴染むようになっていると思います。
ちなみに、左袖にX-geneのシンボルがあります。お気づきになりましたか?
プロジェクトの始動
オリジナルキャラクターについて考え始めたのは、2022年の8月ごろまで遡ります。
この頃から、X-geneがただの社会派メディアではなく、いろんな人が社会課題を自分ごとにして行動を起こせるようなコミュニティであるべきだという話が出始め、その形の実現を目指す一環としてオリジナルキャラクターの作成プロジェクトが動き始めました。
少しだけ話が逸れますが、X-geneのYouTubeやSNSは社会課題への関心をもってもらうための役割を担っています。こちら側が伝えたい情報をそれっぽくまとめ、ただ綺麗に整えた情報を投げて終わり、ではいけないのです。そこで、私たちは受け取り手にとってより身近に・自分ごとにできるような情報の伝え方を考えました。そこで思いついたのが、情報に“人間味”を持たせるということ。その方法として、オリジナルキャラクターを作ることになったのです。
既存のフリーイラストを使わなかった理由
ここまで読むと、もしかしたら「フリーのキャラクターイラストで良いのでは」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんね。
オリジナルのものにこだわった理由は、キャラクターが私たちの目指す団体像にぴったりと当てはまっている必要があると考えたためです。詳しくは後述しますが、日々の投稿に出てもらう以外にも、X-geneという団体そのものが目指す社会像を見えやすくするためにこのキャラクターはあります。
男性 / 女性 / Xジェンダー
キャラクターの性別は制作する上で特にこだわった要素の1つです。人間味を出したかったこともあり、いわゆるマスコットキャラクターのように性別を考えなくても良い状況ではありませんでした。
案としては以下の3つが出されました。
Xジェンダー 1人
男性/女性 それぞれ1人
男性/女性/Xジェンダー それぞれ1人
それぞれ良いところがあって、
最もキャラクターの定着が期待される・1人に特徴を作り込める
常に一緒に使える・左右対称に置ける・掛け合い的なものがしやすい
最も多様性を尊重できる・3人の関係性を築ける・それぞれに役割を付けられる
という感じです。
ジェンダーに関してはさまざまな場所で議論がされており、特にXジェンダーの人については自分たちでそう簡単に結論づけられるものではないとまとまりました。それを受けて、最も多様性を尊重できるという観点から3を選択し、キャラクターを3人つくることに決定しました。
媒体の第一印象が変わった
キャラクターは投稿画像や動画内だけではなく、全ての媒体のヘッダーにも起用しています。
私の中では当初、あらゆる要素について「幾何学的な図形は見栄えが良くて無難」という謎の思想を持っていたのですが、きちんとコンセプトに沿ってデザインすることでここまで印象が変わるのかという学びを得ました。。今までと比べて、ページを開いた際の第一印象がガラッと変わったと感じています。
今後の展開について
3人のキャラクターについてですが、今後団体が投稿する画像や動画にてお目にかかる機会が増えると思います。その中で、キャラクター自体の定着はもちろん、X-geneそのものの認知にもつなげていければと思っています。
そして現在、この3人に声を吹き込むプロジェクトが進行中です。すべては受け取り手にとって情報を「自分ごと」にできるかを念頭に、より良い伝え方を模索していきます。
最後に
せっかくなので、素敵なキャラクターを描いてくださったかねひろさんと、代表の中山田のコメントで締めくくろうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともX-geneをよろしくお願いいたします。
この記事を書いた人
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