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久しぶりの投稿

久しぶりの投稿なので,最近読んだ漫画でも紹介してみる.

舞台は紀元前 約350 年ほど前に古代マケドニアに実在したといわれる人物が主人公になっている.

古代マケドニアの位置は,現在のギリシャなどの東ヨーロッパに位置している.

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年代としては,アレクサンドロス大王がインドにまで勢力を伸ばそうとする時代である.もちろんアレクサンドロス大王は登場するだけでなく,家庭教師だったと言われている有名なアリストテレスなど一度は聞いたことのある登場人物が何人も出てくる.

当時は,奴隷制度があり,生まれながらに身分制度がある世界.

主人公エウメネスは,奴隷制度として召使いがいて,裕福な家庭で育てられているお坊ちゃまで読書好きな少年として登場する.

タイトルの画像は,漫画 5 巻で故郷に戻った主人公エウメネスが別れ際に兄(ヒエロニュモス)にいうセリフ.

主人公エウメネスに成りきって読むと,非常心に残る部分の一つになったので,タイトルの画像として利用させてもらった.

他にも印象に残ったのが,将棋に似たおもちゃを作って,有力者に将棋をやって流行らせようとしていること.

単純に将棋を流行らせるということではなく,将棋に夢中になることで,戦を鎮静化させようというもとで考案している点が非常に面白い.

こんな風に世界史が苦手な人(自分も含む)でも,古臭さはなく,現代でも理解できることがたくさんあり,地理的な話では地図や注釈がでてくるので,とても読みやすかった.

日本の最古の歴史書は『古事記』というのが少し悔しいな思う点もあった.

古事記ができたのが 712 年と言われており,それ以前となると特に紀元前の日本人の生活様式や考え方が分かるものはほとんど残っていない.

しかしながら,ヨーロッパでは,地名や書物として現代まで残っていることに文化の成熟度を感じる.

最後に,こんなに作品を推しているが決してステマではないのでご安心をw



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