地方への移住スカウトサービス「SMOUT」(スマウト)をご紹介します
今回は「地方×IT」のサービスをご紹介します。
移住スカウトサービス「SMOUT」(スマウト)
「移住したい人」と「地域」をマッチングするサービスです。
自分から移住先の地域を探すことは勿論のこと、地域から声がかかり、マッチングすることもできる、というサービスです。
サイトのキャッチコピーで書いてある、
『好きに暮らそう。好きな場所で。好きな時に。』
『地域から声がかかる移住スカウトサービス』
というのがとても素敵です。
マッチングしたら、移住に関して地域の方とやりとりができるようになります。具体的な話しをすることで、より現実的に移住を検討することができますし、地域の方と調整ができれば実際に訪問してみる、ということもできます。
また、SMOUTが集計したデータを元に、今どの地域が人気なのか、ということも分かります。
実際に移住した方の事例
SMOUTのサイト内でご紹介されていますが、SMOUTをきっかけに長野県大町市に移住者した方がいらっしゃいます。
長野県大町市は、黒部ダムや白馬スキー場の近くに位置する地域です。
ゲストハウス運営、シェアハウス運営として手伝いし、そのまま長野県大町市へ移住されていました。
オンラインイベントに6,500人が参加
このサービスを運営しているのは「株式会社カヤックLiving」です。
「カヤック」という社名でピンと来た方もいるかもしれませんが、親会社は面白法人カヤックこと、株式会社カヤックです。
つい先日カヤック社がSMOUTのオンラインイベントを開催していました。
なんと、6,500人が参加していました。
個別相談の予約件数105件、参加地域数74、とかなりの数なので、イベントとしては大成功だったのではないかと思います。
移住を考えている人は意外と多い
カヤック社が提示している「みんなでつくる移住白書2020」から抜粋した数値を最後にご紹介します。
・現在暮らしている場所にずっと暮らしたいというこだわりは特にない
→73.8%
・いい出会いがあれば移住を検討したい
→62.5%
・移住先で地方ならではの仕事を見つけたい
→64.6%
・いろいろなコミュニティやネットワークを持っているorもちたい
→63.5%
この調査結果を見て分かるように、きっかけや良い出会いがあれば移住を検討したい人は6割以上もいます。
最近では、コロナウイルスの緊急事態宣言により、強制的にオンラインでの仕事を余儀なくされていたりと、オンラインで仕事をすることが増えています。そこで感じるのは、無理だと思っていたこともオンラインで出来ることがある、ということです。
身近な例でいえば、営業するといったら必ず対面で訪問して・・・というのが当たり前でしたが、今はzoomを使ってWebでお願いしますと言っても、問題なく受け入れてもらうことができます。
このようにオンラインで仕事ができるようになってきている(勿論オンラインでは出来ない仕事もたくさんあります)ため、仕事の事情で必ずしも都内に済まなくても良いことが分かってきています。
すると、地方へ移住するという選択肢も出てきますね。
移住することが良いこと、オンラインで仕事出来るのが良いこと、という話しではなく、「住む場所の選択肢が広がる」という点が非常に良いと思っています。