ワクワクするビジョンと目標を共有する
こんにちは。高橋翼@x-faCE(クロスフェイス)です。
抽象度の高い打ち合わせへメンバーは参加しない
昨日「良いチームとは?」を議論している中で、ブレストするような抽象度は高いが重要な打ち合わせへメンバーは参加しにくいよね、という話しをしました。
理由はシンプルで「必要性を感じていないから」です。このブレスト打ち合わせに参加しなくても死にはしないけど、今の現場で困っている技術の勉強をしないと来週死んでしまうから、目の前の困りごとを優先してしまいます。
一方で経営層としては参加して欲しい、参加してエンパワーメントを高めたい、という思惑があります。
では、どうするか?
アプローチは2つあると思っています。
(1)まずは目の前の困りごとを解消する
目的はエンパワーメントを高めて良いチームをつくることです。その手段として打ち合わせをやろうとしていたわけです。
それであれば別の手段を取れば良いということで、まずは参加しやすい打ち合わせをつくるという解決策です。
まずは参加しやすい打ち合わせをつくり、参加していくうちにコミュニケーションの回数を増やすことで、抽象度の高い打ち合わせへ参加するハードルを下げるというやり方です。
(2)ミッションやビジョンをもっと共有する
経営層は参加を促してエンパワーメントを高めることがミッション・ビジョンの実現へ必要なプロセスであると考えています。
メンバーが打ち合わせに参加しないのは必要性を感じていないからであり、経営層は必要性を感じています。
ということは、ミッション・ビジョンをもっと共有することで打ち合わせの必要性も感じやすくなるという解決策です。
僕自身も実感していますが、経営者が思っている以上に周りのメンバーは経営者のミッション・ビジョンのことを知りません。
これは完全に経営者に非があります。伝え方が悪い、または、伝える回数が少ない、です。当たり前ですが、他人の考えていることを明確に理解してイメージできるようになるには、時間もかかります。
そのため、経営者は根気強く、何度でも、ミッション・ビジョンを共有する必要があります。
遠回りしているようで実は近道なのではないか、ということで、(2)をやっていきます。