組織への所属意識を強くすることで共感力が増して、強いチームになる
こんにちは。
高橋翼@x-faCE(クロスフェイス)です。
コンサルティングとエンジニアリングを両立する「コンサルティングエンジニア」を名乗っています。
Search Inside Yourselfから学ぶ「共感」
僕は最近「Search Inside Yourself(以下、SIY)」を受講しています。
自己管理力を高めて仕事へ活かしたかったことと、チームビルディングのために受けています。
SIYではいろいろなテーマを扱っているのですが、チームビルディングを行うにあたって腹落ちしたテーマがあったので紹介しようと思います。
テーマは「共感」です。
まず驚いたのは、、、
「自己認識する脳の機能」と「共感する脳の機能」というのは、同じ脳の機能である
ということです。
(たしか"島皮質"という脳だったと思います)
つまり、自己認識力を上げることで共感力も上がるということですね。詳しい解説は割愛します。。。
脳機能的に同じグループだと共感しやすい
面白い実験がありました。
「キリスト教、ヒンズー教、・・・など、宗教が異なる数人の人を用意し、手を出して、その手に注射針を刺す」という映像を見て、どのような脳の変化があるのか
という実験です。
この実験から分かったことは、
・自分の宗教と同じ宗教の人の手に針が刺さった時は大きく神経が反応した
・自分とは異なる宗教の人の手に針が刺さった時はほとんど神経が反応しなかった
ということです。
つまり、同じグループに所属している人に対しては脳機能的に共感が生まれやすいということです。
会社組織にあてはめると・・・
「同じグループである」という意識を強くすればするほど共感力が増す、ということが分かりました。
これを会社組織へ転用すると、できるだけ同じ会社・同じ組織に所属しているのだと認識してもらうことで共感を生み結束力が増す、ということになると思います。
と、簡単に言っても難しい話しではあります…。
同じグループにいるとあくまでも共感しやすくなる、ということなので、同じ組織ということを認識するだけではダメだからです。
共感するというのは、相手と同じ目線に立ち、自分の弱みをさらけ出すということなので、同じグループという意識を強くすると相乗的に効果が出るということですね。
これも恐れのない組織へのプロセスだと思います。