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リアル麻雀でちょっと役に立つ読み集

最近はMリーグや雀魂の影響でノーレート雀荘やイベント、大会がかなり増えた事を実感しています。
確実に「賭けない麻雀」の広がりを感じます。
「リアル麻雀をやってみたけどなかなか難しい。でもイベントや大会で勝ってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。

さて、そんな中で今回は「リアル麻雀ならではのたまに役に立つ読み」を幾つか紹介したいと思います。

まず幾つか注意点があります。

・熟練者(表情や所作にブレがない人)には通用しません(一部例外あり)
・性善説に基づいたものになるため、相手が意図的に余計な間を作ったり三味線まがいの事をしてきた場合は通用しません
・あくまでも「そういう傾向である事が多い」というだけであり、過信は禁物です

特に1番上に関してですが、熟練者の多いその辺のフリー雀荘ではあまり役に立ちません。
冒頭に記載したようなノーレート雀荘やイベント、大会においてはかなり使える場面が多いと思います。
慣れている人からすると「そんなん知ってるわ!」というものもあると思います。

統計データに基づくものではありませんが、私の今までの経験を文章化するものなので途中から有料とさせて頂きます。


10項目ありますが、4項目の途中以降から有料設定としております。(そのため目次は4項目まで)
 全体で6800文字程度となります。

1.三元牌の誤ポンをした人はもう2種を持ってる事が多い



白を誤ポンした人は發と中両方対子で持ってる事が多いという話です。
三元牌じゃなくて風牌にも言える話なのですが、鳴ける役牌が多ければ多いほどついつい誤ポンに繋がってしまいます。

こんな手で白を「ポン!」と言ってしまった経験ありませんか


2.普段第一打を切るのが速い人が、理牌に時間をかけて中張牌を切ったら配牌が良い



これは普段第一打を切るのが速い人に対して有効です。
そのような人が第一打を切るのに時間をかけて中張牌を切った時点で「配牌が良くてぱっと見何を切るか分からず悩んだ」か「配牌が悪くて思い切り打つかどうか悩んだ」のほぼ二択になるわけですが、
ここで注目すべきは理牌に時間をかけたという事です。
慣れてる人は理牌しなくとも変則手(国士や染め手)に向かうための切り出しは速い事が多いです。

こういうのは理牌しなくとも国士、染め手、チャンタ、七対子等を見てサッと5sを切ったり

一方で手牌がまとまりすぎてると、
「ん?ダブリーチャンス?あれすでに5対子ある?」とかなって念のため理牌してから切る事が多いです。

例が極端ですがこういうのは流石に理牌無しで選ぶのは難易度高すぎますw

理牌時間かけて中張牌を打ち、その後の捨て牌も変則手じゃなさそうなら最大警戒ですね!
たまに、9種あるか確認してから切った悪い配牌の事もありますが、まあ雰囲気とかその後の切り出して大体わかるでしょう。

「速い捨て牌」の見分け方はこちらをどうぞ!
『資料提供】(2022/5/1追記)ウマぶって上手くなろう!いるか麻雀教室🐬』

※こちらは過去の資料ですが、麻雀を満遍なく上達したい人には是非ともおすすめです。かなりのボリュームがあり、きっとご満足いただけると思います。

3.チーとポンが被った後、「チー」発声した人の手出しをチェックし手牌読みを行う



要は「チー」って言ったもののポンされて鳴けなかった人の手ですね。

例えば自分が8mを切って下家が「チー」って言ったものの対面の「ポン」にかきけされたとしましょう。
という事は下家は67mか79mどちらかで鳴きたかった事になりますよね。

(8mが3枚消えたので)79mを持っているのであれば、直後に9m7mと切られることが多いですね。弱いターツを払ってきます。
67mの場合は払うかどうかは他のターツとの兼ね合いになる事が多いですね。

(例えば後者の場合)もし67mを払わずにそのままリーチが来たら、5-8m待ちが残ってる可能性がそれなりに高まります。(待ちがバレやすいのでリーチしない人も居ますが普通に曲げる人もいます)

一方で、下家から7m”のみ”が手出しされたとしましょう。
7mは要らないのに6m(か9m)は使い切ったという事になりますよね。

こういう時は6m(や9m)が縦に重なって使い切られたことが多いです。
なので、山読みする時に結構使えます。

これは、「チー」発声をしなくとも、チーしようとした(がポンが早かったので発声しなかった)ケースでも同じことが言えます。


カンは義務

他には、誰かが3mを暗槓した後、こんな捨て牌の人が

色が反転しているのはツモ切りです

手の中から2mを切ってきたのにその後1mや4mを切ってこなかったら、大体1mや4mが対子以上になってるケースが多いですね。
86pのターツを払っておいて2mが孤立牌である事は基本的にないので、112mとか244mとか24mとかそういう形で持ってる事が多いです。
24567mとかで3mカンされたからとりあえず2m切って、4mは1枚しかない事も勿論ありますけどね。

ネット麻雀と違ってリアル麻雀だと動作でより透けやすくなることがあるので要チェックです。

4.考えて完全安牌(字牌等)を切った人はノーテンである事が多く、○○の動作があればほぼ確実



特に副露している人への読みに使えます。
テンパイかノーテンか分からない人が、リーチのかかっていない状態で少し考えて2枚切れの西を切ったとしましょう。
ここで少し考えた理由を推測すると
①安牌を残すか手を広げるか選択する余地があった
②安牌同士の比較を行った
③待ちを選択した(地獄単騎の西待ちの余地があった)
④待ちが分からなかった
⑤(西に何も意味はないが)その後何を鳴くか脳内で整理した

まあこの辺りが考えられます。

①、②はノーテン、③、④はテンパイ、⑤はほぼノーテンとなります。
とは言え、③に関しては混一色等以外ではかなり薄まります(タンヤオなら100%ない)
④も副露手である事から混一色等以外ではかなり減るでしょう。
⑤に関してもテンパイtoテンパイの鳴きをするかどうかで少考する時以外はノーテンです。
頻出度を考えてもほぼノーテンの事が多いです。

①が1番多いケースです。

こういう形で安牌残すかぶくぶくにするかみたいなもの。

②も結構出てきますね。

西と北どっちが安全度高いねん、って比較を行っているケースです。

③は例を出しませんが、④は例えばこういうもの。

一瞬何待ちか考える人が多いはず

⑤はパターン多いですが、西切りテンパイで少考が入るのはこういうケース。

1pはポン、3pはロン、8pはカン…とテンパイ後の鳴きパターンが多いやつ

まあ色々例を出しましたが大抵は①か②ですよ。
因みに西が3枚切れなら③も100%ありえなくなります。

ここからが本題です。
④⑤を消して①②③の3択に絞る事が出来る"ある動作"があるんです。
要は「西の地獄単騎にするか悩んだ」以外のケースでほぼ確実にノーテンと見抜ける動作が。

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