
【Mリーグ】2024-2025シーズン レギュラーシーズン通過の行方について
あけましておめでとうございます。
2025年、今年もよろしくお願いします。
シーズン開始前にMリーグ順位予想noteを執筆してから早くも4か月近くが経過しました。
今シーズンも半分くらい経過し年末年始休暇へと突入しましたので、今後の行方について考察してみようと思います。
こちらのnoteをまだ見ておられない方、是非ともまず読んでみてくださいませ。
特に注目されているのがレギュラーシーズン通過の行方についてだと思います。(正直なところレギュラーシーズン首位争いよりも注目されていると思っています)
9チーム中6位以内に入らなければ残念ながらセミファイナルへの通過が出来ずにここで脱落となってしまいます。
今年脱落だとレギュレーションによりメンバー交代が必須となるTEAM雷電とBEAST-Xにとっては死活問題でしょう。
今回はこの点について重点的に考察してみます。

ドリブンズは流石に通過は殆ど当確、フェニックスとパイレーツもよほど事故らなければ大丈夫だと思われますので
今回は4位以下(4位~9位)のチームについて言及します。
フェニックスに関しては下記に記載の通りおまけがありますが、ドリブンズとパイレーツについてはあまり言及がなく申し訳ございません。
個人的には太選手のMVPに期待しています。2年目の今年、遂に完全に本領発揮しているように見受けられます。上振れをしっかり捉えられるのに下振れはキッチリ回避出来るその万能な打ち筋が輝いています。
今回は、前回のnoteにおける注目選手の打ち方、活躍具合についても触れていきます。
申し訳ございませんが、途中から有料とさせていただきます。
なお、最後におまけとして、セガサミーフェニックス新規加入の竹内選手、浅井選手の打ち筋を見た感想についても記載します。
シーズン開始前はまだどのような打ち手か分かりませんでしたので、改めて…という事です。
【注意】ポジティブな内容だけではないため予めご了承ください。
基本的に私は全肯定はしません。良い点は良い、良くない点は(言葉を濁しつつも)あまり良くないと書きます。
※当然ですが、言葉は選んだ上で(強い言葉は使わず)出来るだけ見る方が不快とならないように努めています。多分下位チームの方が肯定割合は減ります。
「全肯定しかありえない!」マン、「Mリーガー様に意見を申すなんてお前は何様なんだ!」マンは回れ右願います。まあ言うて過激な事は全然かけないです、麻雀も人生も守備型でチキンなので…。
ここまでの注意点について了承いただけた方は、読み進めて頂けると幸いです!よろしくお願いいたします🐬
現在4位 KONAMI麻雀格闘俱楽部(+223.1pt)

正直なところ大きな下振れを引かない限りは通過率はかなり高いと思います。
が、1カ月で300ポイント減る事も普通に起こりえるのがこのMリーグルールですので、まだまだ安心出来る位置ではありません。
ただそれでも、KONAMIが通過濃厚だと感じる理由が下記の通りです。
従来は"攻めの強いチーム"をカラーとして押し出しており大きなトップもあれば大きなラスも引いてしまうような確率の分散が高い部類のチームでしたが、
今年はエースの佐々木寿人選手が恐らく分散を抑制する方向の意識を強めており、極度の下振れを引きにくいと想定されるためです。
滝沢選手、伊達選手は元々分散の大きい打ち方をしない選手であるため、大負けは考えられにくいです。
寿人選手は去年までとかなり意識を変えていると思います。

これは先日の私のポストですが、特にMリーグ初期の寿人選手は
「点数を持っていてもガンガン愚形リーチを曲げる打ち方」
「先制リーチをされて追い付いた場合に、"収支期待値はプラスでも点数状況的には無理しなくても良い場面"でも躊躇せずに追っかけリーチを敢行」
というような特徴が強かったと記憶しています。
その結果、更なる加点により大トップを取る事もあれば、リーチ後放銃により捲られる事もありました。
しかし、今年はこの判断をかなり慎重に行っているように感じます。
少し点数を持っている時の役なし愚形を守備的ダマ(もしくは変化待ちダマ)にしていたりします。
また、役アリ高打点についても以前は更なる上振れ狙いでガンガンリーチしていた印象ですが、最近は両面満貫をダマにしたり少し打ち方を変えているように思えます。
攻守ともにリーチ判断の基準を大幅に変える事で、今までよりも安定感を求めているのかなと感じています。
ただ一方で序盤の手組を手狭にしすぎている(=高打点変化や好形変化の浮き牌を見切るのが早すぎる)と感じる場面もあり、リーチが激減した事も含め、従来のような迫力が減ってきているという懸念もあります。
恐らく試行錯誤中なのだとは思います。
高宮選手はスコアはマイナスですが、寿人選手とは逆に今まで通り自身の強み(強気のプッシュ、上振れを捉える打ち方)を発揮しており、特に心配していません。
ある意味で1番KONAMIの麻雀を体現していると思います。見ててすがすがしいですよね。
伊達選手に関しては、去年までと異なり今年は序盤から点数的に劣勢な展開となる場面も増えてきていますが、持ち前の我慢強さと勝負所意識の的確さを発揮している印象です。
勝負手が来るまで、勝負どころが来るまでミスなく耐えて、手が入った時に確実にモノにするスタイルですね。
個人的に去年までの課題だと思っていた「感覚が鋭すぎるが故に上振れを狙いたい場面でもリアリストな打ち方をしてしまう事」についても、今年は(おそらく)意識・改善されたのか、気にならなくなっています。
点数状況的にリスクを負うべき場面ではしっかりリスクを負えており、更にインタビューを聞いていてもかなり場が見えている(手牌読みや山読みが的確)と感じます。
最近の試合で「3sは全く山にいると思わなかった(実際菅原選手が暗刻)ので、こっちが残った際は曲げずにオリる予定だった」という意図をインタビューで答えているのを聞いた際も、心底頷いて同意しました。
また、注目選手とさせて頂いていた滝沢選手ですが
今シーズンが今までで1番内容が良いのではないかと思います。
去年まで稀にあったふんわりプッシュ(からの放銃)もなく、かといって昔のように守りすぎるわけでもなく、攻守のバランスが良く安定感があります。
KONAMIに移籍してから、本来の自分の打ち方とチームカラーとの融合に苦戦していたイメージがありましたが、そのバランスの取り方がようやく完成形に近づいてきたのではないでしょうか。
滝沢選手の安定感の高さも、KONAMIがここから大きく落ちる可能性が低いと感じさせる大きな要因です。
という事で現状高宮選手以外が下振れ耐性の強い麻雀を打っており、ここから大転落する未来はあまり想像できません。
※高宮選手が下振れ耐性が少ないのが良くないというわけではありません。1番上振れが狙えるのは高宮選手だと思います。チームスコアが劣勢な場合に特に必要になる打ち方です。
現在5位 TEAM雷電(▲33.4pt)

▲33.4pt!?
なんでや阪神関係ないやろ!(ほんまに関係ないやんけ)(コアなネタですみません 分からない方はスルーしてくださいw)
まず結論を述べますが
私はこのTEAM雷電がどこまで粘れるかがレギュラーシーズン通過争いの行方の1番のカギだと思っています。
現状7位の渋谷ABEMASについてですが、過去の累計スコアや戦力を考えるとこの後沈むよりは浮上してくる可能性の方が高いと思います。
そうなると、ターゲットになるのが雷電とサクラナイツ…と言いたいところですが正直なところ雷電になると思います。サクラナイツはいざとなったら堀渋連闘がありますからかなり厳しい相手です。
具体的には残り約40試合で、ABEMASとの約260ptの差を詰められずに逃げ切る事が出来るか。
その1番大きなポイントは…
ここから先は
¥ 220
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?