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今年の夏は自由研究をするよ

(2024/07/29  12:06:50)

蝉の悲鳴をゆらぐ大気
じっとりとした夏の肌に光るは星
撫でやかに曲線を伝うそのいきものは
彼女をねっとりと愛でる


あの海面にね、星座ができたの
久しぶりに見たなあ あんな鉄町に


あれは春に殺されたうるさい口
綺麗な口 汚い言葉単語に汚された口

独占された、と
そう見えた
そんな気じゃない
僕は「ひどく困惑」と言いつけた方が正しいような
青ざめた息に望遠鏡を覗かせた


嬉しそうに笑うんだよ

ほんとは柑橘すきなくせに嫌いな振りしないでよ
甘いもの 嫌いなくせに
それともあの時買った紅茶は飲んだ?

知りたくは無かったのにな
だって 黙ってもらわなきゃ
知りたいとこまで知れないんだもの

共に赤みを帯びた熱いヴェールが
身体の上から下へじっとりと撫でてって

無闇矢鱈だよ 次第に厚みを増していくソレ。

素敵な君にはよく似合ってると思うよ
もう十分なくらいだけど
こうしてればもっといいさ

昨日飲んだジュースの名前はなんだったかな
今も檸檬のにおいが鼻につきまとってて
うんざりだし
もう しばらくは飲みたくないね

檸檬はたまに涙の味に似ている
キスはレモンの味に似ている
そんな事は誰が言ってたっけ


なあ夏だしたまにいいんじゃない


ひとりで淋しければ思い出してみてね
そうして心中未遂 何回目かなって
かわいそうなのが好きならそうしてればいい

それとも
体が欲しかったら脂を溶かしすりゃいいし
煎じて飲みましょうか
肉塊

ね?
まだ不満?

そうだ君たち 江戸川乱歩は読みました?
中学時代の愛読でした

乱歩の獣らしい人間、人間らしい獣の
理性の仮面を剥いだ、
ドロドロとしたあぶら汗みたいな
粘膜のような文章は好きです

『人間椅子』なんての、有名な先生ですが
『芋虫』の匂いを感じてみて下さい
とだけは言える

初読は黒蜥蜴
江戸川乱歩によく登場する名探偵
明智小五郎の名前をよく覚えてる

何度でも紹介はします
ベスト『鏡地獄』


鏡張りになった人ひとりの入る大きさの球体


そしたらどうなる?
とか言う気違いじみた話

面白いでしょ





嫉妬か

こんなきたないことも貴方は知ってるの?
とか聞きたくなるな
そんなさ、純情ぶるなって
よくこのまま刺してしまおうか
それじゃあ、綺麗な君の白い肌をよごしてしまう
勿体ないなあ


またジュクジュク滲んでんの

僕はそれを無視する
だってさ
あと出しじゃんけん得意なんだから
君がグー で 僕がパー ならさ
いま言ってたの
それさえ嘘になっちゃうじゃない


砂場で遊んでた時の事覚えてる?
変わっちゃったね
そっちこそ変わってるね


さっさと砂の城割ってくれない?
波が掻っ攫って行ってしまうのには遅すぎる
目星が付いたら早く流星群を追いかけろ

現にうるさいんだよ
自分がどれだけな事、自覚したらいいよ

また 困った
困った
どうしたって言えばいいもんか よく分からない
最低でもここに残ってしまうし
どうせならこのまま搔きむしらせて
正しくいて
正しく壊して 形を崩さないようにしてよ ねえ


わかってなんていわないから
絶対に 絶対、絶対ぜったい。

良く見せてその顔
ほんとはこういうのが好きなんでしょ?
こうやって
ひどいことされるのが好きなんでしょ?


ねえ

また無視?

いいって
ああ
わかったよ」


ね、?

これで
何文字目かも分からない貴方にはお似合い

普遍的な造形を


noteに日記を書くのは辞めてしまいました

リアルな僕が描けるなんてありえない


とっくのとうに下書きを全て消してしまったし

なんだか大人になる過程を感じてきて

こうして分にしてみると
「つまらない時間だな」
という結論に至りました


くだらねー くだらないったら仕方ない


眠れない日が続き、ブログを打ち込み
焼き込み保存
という生活 タイピング


すごくすごく つまらない

同じ事ばかりを書いてもなんの面白みもない

僕は今内省しています

やっぱり面白くない夢

つついても壁の向こう側に杭は落ち入ってしまった


向こう側で重たく錆びる音


まだやっていない事があった
まだやっていない事があることを思い出した

この記事の下書きを見てよく思いました


見せかけの浪漫と傲慢

人はよく物に意味を着せたがるね
何だかくだらないので忘れてしまったよ
アニメを久しぶりに見たんだ
まるで文化の塊すぎて
葬式みたいなアカウント
って BIOに書く妄想をもう8回ぐらいした
甘い夢をみようなんて馬鹿みたいじゃない?
仕方のないこと


誰も迎えが来なかったから歩いた
誰かが倒れてた
伏せて見た
覗くの

口から血を流して死んでいた
地面のわずかな粒子さえ
手を伸ばして染められた
血小板が酸素と結びつく頃
粘度性を増して遊ぶ血液
黒目がちな目は乾いた小豆のように草臥れて
その小さな体は
じっとりとアスファルトに吸い付いている

タイヤのゴムで君を踏んだ
濡れた体は綺麗だった
夢の話なんて忘れた
被虐性なんだって、愛されたいと願うのは
タイヤのゴムを踏んだら思い出したよ
ラットちゃん

おやすみなさい



オヤスミ

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