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季節のうつろいを感じながら纏う色—お気に入りのアイテムとともに—

朝、クローゼットを開けたとき、今日は何を着ようかと考える。

その日の予定や気分も大切だけれど、
私が何よりも大切にしているのは、季節の空気を纏うこと。

ただ色を選ぶのではなく、
その色が持つ温度や光、風までも、
身にまとえるようなアイテムを選ぶ楽しさがある。


春|桜の余韻を纏う、優しいピンクとアイボリー

芽吹きの季節、春の光に溶け込むような淡いピンクやアイボリー。

桜の花びらが風に舞うように、軽やかな素材を選びたくなる。

お気に入りは、BALLSEYのシフォンブラウス。
ふんわりと揺れる生地が、春のそよ風と心地よく馴染んでくれる。

足元は、DIANAのヌードカラーのバレエシューズ。
ほんのりピンクがかったベージュが、春の装いにやさしく寄り添う。

アクセサリーは、Artida Oudのパヴェダイヤモンドが囲む天然石リング。
繊細なパヴェダイヤモンドが春の光を受け、
指先に儚くも華やかな輝きを添える。


夏|光を味方につける、ブルーとターコイズ

透明感のあるブルーやターコイズは、夏の日差しと相性がいい。
海のきらめきを思わせる色を選ぶと、気持ちまで爽やかになる。

お気に入りは、House Of Lotusのコットンボイルワンピース。
インドのコットンボイルの軽やかさが、夏の風と調和し、
さらりと心地よく肌に馴染む。

バッグは、Pasand by neQuittez Pasの巾着バッグ。
軽やかなワンピースに馴染むラフなフォルムが、
夏のリラックス感と都会的な洗練を添えてくれる。

アクセサリーは、ageteのターコイズピアス。
夏の光を受けて、耳元で涼やかに揺れるたびに、気分を上げてくれる。


秋|深まる季節を感じる、キャメルとディープグリーン

秋は、紅葉の色を纏いたくなる季節。

こっくりとしたキャメルやディープグリーンが、しっとりと肌になじむ。

お気に入りは、1er Arrondissementのウールカーディガン。
ざっくりと羽織るだけで秋らしさが増し、
暖かみのあるニュアンスを演出してくれる。

足元は、Fabio Rusconiのスエードブーツ。
上品なグレージュの色合いが、秋の装いに奥行きを加え、
どんなスタイルにも馴染むのが魅力的。

アクセサリーは、a.b.ellieのマグノリアピアス。
繊細な花びらのデザインが、秋の柔らかな陽射しにそっと馴染む。


冬|静寂を纏う、ラベンダーグレーとボルドー

冬の空気には、どこか凛とした静けさがある。

そんな季節に惹かれるのは、ラベンダーグレーやボルドー。

お気に入りは、TOMORROWLANDのロングコート。
余計なものを削ぎ落としたミニマルなデザインが、
冬の澄んだ空気と調和し、静かに品格を纏わせてくれる。

足元は、LE TALONのブラックレザーのロングブーツ。
シンプルながらも大人のエレガンスが宿り、
冬の装いを引き締めてくれる。

アクセサリーは、kinariyaのリング。
繊細なレイヤーデザインが雪のように重なり合い、
指先に奥行きとニュアンスを添える。


服の色は、ただの装いではなく、その季節と対話するもの。

「今日はどんな気分?」と
自分に問いかけるように選ぶ色たちが、
日々の気持ちを少しずつ変えてくれる。

今の私は、何色を纏いたいだろう?

空を見上げ、風を感じながら、
心のままに選んでいきたい。

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