自宅で仕事が進まない場合の対処法
フリーランスのエンジニアは好きな場所で働けるが、自宅だと誘惑が多く仕事が捗らないこともある。そこで作業効率アップを目指し利用すると良いのが、コワーキングスペースだ。コワーキングスペースには、時間貸しで気軽に利用できるドロップインや、中長期で契約するマンスリーなど、さまざまなタイプがある。特にマンスリーの場合は、どのような環境にあるのかチェックすることが大切だろう。コワーキングスペースには明確な定義がなく、運営により雰囲気が異なるからだ。
たとえば、オープンスペースでは一切の私語禁止、エンジニア同士で話がしたいなら、談話室の利用が決められているところがある。一方、一角でエンジニア向けの講座を行い、その脇で自由に作業したり、話したりできるところもあるのだ。そして、利用者の客層に注目してみると、手芸や勉強している光景も見られる。中には子連れでパソコンゲームするなど、自由な雰囲気のところも多い。コワーキングスペースの立地や周辺の環境、経営者の懐事情などが関係しているのかもしれない。
フリーランスのエンジニアは、パソコンとネット環境があればどこでも働ける強みがある。自分にとって、快適な場所を探してみると良いだろう。常連同士のコミュニティが既にできあがっているところもあり、それをメリットに感じる人もいればそうでない人もいる。あまり自宅から遠くては、自然と足が遠のくだろう。最初から中長期で契約せず、スポット的に利用して気に入ったところをいくつか見つけると良い。