【本編 ep1】離婚の原因は理想の男を演じてしまったこと(前編)

私は6年前に離婚した。
その前に1年ほど別居期間がある。
別居を決意した経緯を書いてみる。

元妻との出会いは大学時代
就活が終わり、内定者の懇親会に参加したところから始まる

元妻は見た目は可愛らしく、天然といった印象の女性だった。

当時の私は自分でいうのもおこがましいが、
なかなかモテていた。モテまくっていた。
今思えば、それが全ての元凶だった。

物心ついたときからとにかくモテていた。
ぱっちりとした二重で、勉強も運動もできた。
小学生の頃からバレンタインデーは常に二桁。
中1で初めて彼女ができた。
それ以来、女性に困ったことはなかった。

高校に入ると、モテっぷりが加速した。

電車の中では他校の生徒から連絡先の書いた手紙を渡され、
廊下を歩けば女子生徒からの熱い眼差し。
部活の時間は見物人が黄色い声援を送る。
卒業式では学ランのボタンは全てなくなり、写真を撮りたい女子生徒が列を作っていた。

そんな毎日を過ごすうちに、自分の感覚がおかしくなっていた。
『可愛い子と付き合いたい』といった純粋な欲求は消え、【難しい女性】を好んで攻略していく。

ここでいう【難しい女性】というのは
 めちゃめちゃ美人なのに恋愛経験がない
 歳の離れた大人の女性
 初めて会った女性
 根暗で隠キャで男には興味なさそうな女性
など
相手にとって理想の男を演じつつ、ビジュアル頼りのごり押し。
どこかRPGのレベル上げのような感覚でひたすら経験値を稼ぐ。
おかげで同窓会には絶対に行きたくない。

とにかく、この辺りから恋愛に対しての感覚が壊れていたと思う。

話が逸れたが、
その状態で出会ったのが元妻だった。

後編へ

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