「アンチのために努力してるんだと思う」インフルエンサーはそう言った。

「私、アンチのために努力してるんだと思う。」

この言葉を聞いた時、
その真意が全く分からなかった。

中町綾ちゃんという、
インフルエンサーの言葉だ。
わずか24歳にして
300万人を超える、SNSの総フォロワー数を
誇るのは彼女のある性格が関係している。

その性格は2つある。

1. スポンジを超える吸収力

2. 爆速レベルの行動力

具体的にどういうことか説明する前に、
中町綾ちゃんが先日パリのファッションショーに招待され、その時の動画が炎上したという前提を頭に入れてもらいたい。

炎上理由としては、
「場違い」
「英語が出来ない」
などであると、綾ちゃん本人は話している。

その炎上について話している動画で、
彼女がなるべくしてインフルエンサーになった理由を知ることが出来る。

まずは1つ目の
スポンジを超える吸収力。

吸収力がスゴイ。異常である。
ここまでのレベルの人は正直見たことがない。

綾ちゃんはその炎上を受けて、
まず、自分に対するコメントを
紙に書き出したそうなのだ。

その時点でスゴイと思う。

読むだけでも良い気分にならないものを、
紙に書き出す、わけである。

紙に書くことで、
よりその言葉の実感がわき、重みを感じる。
一旦自分の中に落とし込むということだ。

それをすべてのコメントに対してする
わけだから尚更スゴイ。

次に2つ目が、
爆速レベルの行動力。

1つ目だけでもなかなか出来る人が少ないと
思うのだが、2つ目は更にその上をいく。

紙に書かれたコメントを克服するには、実際に何をする必要があるか考え
それを行動に移していったという。
例えば「英語が出来ない」というコメントであれば、スパルタと評判の英会話教室に申し込むといったように。
英会話やろうかな、では終わらない。
申込みまで済ませてしまうのだ。

本当に頭が下がる。

この両方を出来る人が、
世の中に一体どれだけいるのだろう。

当たり前のことを
ありえないレベルで取り組む。

つまり、成長するための
要因づくりとなっているのである。

中町綾ちゃんが
中町綾ちゃんたる所以である。

だから彼女は、インフルエンサーとして
ここまで来れたのだ。

インフルエンサー、という職業だけを聞いて
バカにしたらもったいない。
その言葉だけではおさまりきらないほどの
すごさを、見習うべきところを
彼女は持っているのだ。

「私、アンチのために努力してるんだと思う。」

こうした背景が、この発言の裏にある。


アンチがいるからよりレベルアップできるということだ。

成功している人がしていることは案外地味で
そこまで難しいことではない。
才能が必要ということもない。
だからこそやらないのだ。
そしてその差は積み上がる。

自戒も込めて、
これらの言葉をここに残すことにする。