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sysu inteview.


WAZUHIA(以下W)じゃあ自己紹介からお願いします。


 SYSU(以下S):えっと‥はじめまして‥。
2013年ぐらいかなから、グラフティをやらせてもらってるSYSUと申します。
よ、宜しくお願いします。

W:クルーとかについては?

 S:えっと、地元のOILYと一緒にやってる
「MOP」っていうクルーがあるのと、
あとSENZOと一緒にやってる710がございます。

W:そのクルーは何年ぐらいから活動されてますか?

 S:えっと..
OILY君とのクルーは2014年ぐらいですかね。
それぐらいから始めて、今まで、現在っていう感じで一緒に動いてました。
SENZO君とのやつは、、えっと‥2016年すかね。
うん、スタートは。

W:じゃあグラフティーを始めたきっかけは?

 S:1番最初からでいいですか?

1番最初で言ったら、僕の高校の時の高1の時の友達、仲いいやつがいて、そいつんちに遊びに行ったらそいつんちの兄貴がグラフティーライターだったんですよ。
で、そん時に初めてHSマガジン(大阪発のグラフィティマガジン)を見せてもらって。

そっからグラフティってかっこいいなって単純に思ってます。
写真だけやったんですけど、福岡とか大阪の特集ページがあって。
え?なんで日本にグラフィティーっていう、カルチャーってあるんだと思いたのが最初知ったきっかけで。

その友達と仲良くなって高1の時、
「おれんち遊びきいよ」みたいな「面白いよ」
とか言われて、ヒップホップ好きやったけん、お互いあの話とかはめっちゃ合って。

そいつとでいざ家行ったらライターのSQAKくんが兄貴で、しかもBLAZIN HAWKSってラップクルーのアルバムが出た、その時だったんで、あのジャケの原画とかを僕にくれたりして。
「かっこいい‥」
みたいな。
「なんでこんな文字書けると?」
みたいな。

その時、僕はまだ筋肉マンとか書いてましたね。
キャラだけ書いてた。
グラフティ文字じゃなくて。

みんなもうあると思うんですけど、あのSTUSSYのロゴマークとか書いてたっすね。

だから高一の15〜16歳、その辺ぐらいかグラフィティー好きな気持ちが生まれました。

W:生い立ちは?

生い立ちで言ったら、小学3年生ぐらいから小学6年生ぐらいまで油絵を通わせられさせられてたのが、絵に対する最初のアクシデントみたいな感じですかね。

W:きっかけがあったんだ。

 S:親が「行け」って言って行かせられたっすね。
勝手に。
でもめっちゃ楽しかったんすよ。
油絵っていうのが楽しくて。
そん時にデッサンとかはちょこちょこあったんですけど、もうほぼ油絵メインで。
「賞取りに行く」、みたいな感じで。

最後の最後の小6ぐらいの時に、福岡市動物園のやつの公募か何かに入賞して。
表彰式が天神のビル最上階であったんすよね。
で、そん時に震度6の大地震があるっていう。
死ぬほど揺れましたね。

それから油絵と平行にバスケもやってたんすよ。
中学上がってからも絵に対する気持ちはあったんすけど。
なかなか時間外の遊びと、バスケでいっぱいいっぱいっていう感じで。
ちょっと家から離れるみたいな。

絵からは離れてたんすけど、そん時に好きだった音楽とかで、やっぱグラフティぽいロゴ文字とか出てくるじゃないですか。

あの今でいうウエッサイ系のマガジンみたいな。
そういうの見てて。
その切り抜きの1ページにグラフティーとかあったんすよ。

そういうのは、見て、真似したりはしてたっすね。

それぐらいそっから高校生になり、久々にレターに対する情熱が湧いてきたって感じ。

もうずっと遊んでたんで。高3まで。
それまでは何もグラフィティぽい事はしてないですね。

W:あ、書いてはなかったんだ。

 S:その‥グラフィティが気にはなってたけど、、、
外には書いてないですね。

もう全部ノートオンリーみたいな感じ。


W:そっから実際に外に書くきっかけは?

 S:大学1年の時ですね。

それもまたいろんな出会いがあったんですけど、最初に言ったらスケータにkojiro haraってやつがいるんですど。
同級生で。

kojiroもグラフィティとか、絵描いてて。

W:大学でカルチャー系の友達ってどうやって見つけたの?

 S:最初にたまたまkojiroと同じクラスだったんですよ。
で、パッと教室を見渡して
「あ、こいつストリートやなみたいな」


で、仲良くなったっていう感じですかね。

あいつやっぱスケボーもイケてるし。

スケーターってスケボの板にやっぱステッカーとか貼ってあるじゃないですか。

それが、めっちゃナイスなやつばっかりで。

2013年ぐらいかな。

そういうの見て
「俺もなんかやれることないかな?」って考えて、ラップとかdjは向いてないなと思ったんで、まあグラフティーやってみるかって感じで。
kojiroに誘われて最初街にスプレー持って描きに行ったっすね。


W:最初に書いたのは?

最初書いたのは‥最初はタグでしたね。
気持ちよかった。
気持ちよくて、そっからもうスローアップと描きました。

W:早いね。

 S:めちゃめちゃでかいやつを。

W:うまかった?

 S:いや、下手かったですね。

もうそれを半年後‥半年じゃないかも。
3か月後ぐらい見た時、恥ずかしくて。
いかにどうやって塗り潰そうかなとか考えてましたね。

W:タグネーム、名前の由来は?

 S:最初はnezみたいな感じのやつで書いてたんですよ。
でも何が1番書きやすいかなってなったときに、
「sとyが書きやすい」みたいな。
タグ基本なんで。
s始まりで行くかみたいな。
それでやっぱ四文字が強烈で読みやすいし、なんか名前として覚えられた方がいいなと思って。
多分、SYの後にSがまた好きとかで、最後にUを入れたんじゃないですかね。

完全に今思えば、なんでSを2個入れたんだろうっていう。。。


W:ノズルはどうしてたの?

 S:通販で買ってました。
でもその当時スコッチって国内スプレー缶のブランドノズルが全く無かったんですよね。

何でチップはいじったりして。
キャップを切って、改造しては好きな太さにしてたっすね。

※interview 全文は"365247 magazine-sysu"に掲載しています。

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