【1972年レコード】42)Ten Years After : ROCK AND ROLL MUSIC TO THE WORLD
■データ
・リリース : 1972/09
・レーベル : クリサリス・レコード
コロムビア・レコード
・プロデュース : テン・イヤーズ・アフター
・チャート : UK:27位 US:47位
・スタジオ : オリンピック・スタジオ(Lon)
・所有ver : CHR 1002(JAPAN King-Records)
■トラック・リスト
[SIDE-1]
1. ユー・ギブ・ミー・ラヴィング
2. コンヴェンション・プリヴェンション
3. T.V.ブルース
4. ステイション
[SIDE-2]
5. ユー・キャント・ウィン
6. リリジョン
7. チュー・チュー・ママ
8. アイル・ビー・アウト・オブ・タウン
9. ロックンロール・ミュージック・トゥ・ザ・ワールド
■メンバー
・アルビン・リー(ギター/ボーカル)
・レオ・ライオンズ(ベース)
・リック・リー(ドラム)
・チック・チャーチル(オルガン/ピアノ/シンセサイザー)
■LINK
■メモ
”西洋最速のギタリスト”アルヴィン・リー。このアルバムめっちゃ好き。ウッドストックにもワイト島フェスにも出た、テン・イヤーズ・アフター7枚目のアルバム
個人的に本作は1972年で5本の指に入るほど好き。オープニング曲「ユー・ギブ・ミー・ラヴィング」もカッコイイし「チュー・チュー・ママ」のビュンビュン疾走するブギーもめちゃめちゃカッコイイ。どうしても欲しくて通販で買ってしまったし
バンド名の由来はアルヴィン・リーのアイドル、エルヴィス・プレスリーが成功を収めた1956年から10年後(1966年)という意味、10年後も続けられるように等、諸説ある
プログレ志向のブルース・ロック‥80年代のハードロックに繋がる功績を残した‥等々、テン・イヤーズ・アフターを形容する言葉は幾つかあるなかで、一気にロックンロールへ振り切った本作。ライブでのパフォーマンスをアルバムで再現できないというジレンマを解消出来ぬまま、本作ではそうしたストレスを吹っ飛ばす為にステージと同じ機材を持ち込んでみたり様々な工夫をしたようだが、結局「音の大きさ」では何も解消出来なかったと落胆する事になる。
バンドはアルヴィン・リーの独善的な行動が目立つようになり、1974年に解散してしまう
同年にデラム時代の未発表の音源をまとめた「Alvin Lee and Company」がデラムからリリースされている
まぁとにかくこのアルバムはカッコイイ。ロックンロール!日本でもテン・イヤーズ・アフターは人気で1972年、73年に日本へ来日している。