【1972年レコード】5)T.REX : SLIDER
■データ
リリース : 1972/7/21
レーベル : T-REX_wax.co/リプライズ・レコード(US)
プロデュース : トニー・ヴィスコンティ
チャート : US : 17位 UK : 4位 JPN : 6位
スタジオ : エルヴィル城(仏)/ローゼンバーグ・スタジオ(丁)
所有ver : EOP-80565(JPN/EMI)
■トラックリスト
[SIDE-1]
1)メタル・グルー
2)ミスティック・レディ
3)ロック・オン
4)ザ・スライダー
5)ベイビー・ブーメラン
6)スペースボール・リコシェット
7)ビュイック・マッケーン
[SIDE-2]
8)テレグラム・サム
9)ラヴィット・ファイター
10)ベイビー・ストレンジ
11)ボール・ルームス・オブ・マース
12)チャリオット・チューグル
13)メイン・マン
■メンバー
マーク・ボラン ( ボーカル、ギター)
ミッキー・フィン (パーカッション/コンガ)
スティーヴ・カーリー (ベース)
ビル・レジェンド (ドラム)
■LINK
■メモ
T.REX名義で3枚目のアルバム(ティラノサウルス・レックスからの通算は7枚目)
英国の独立系レーベル:フライレコードとの契約が終了した事で立ち上げた自身のレーベル「T.REX wax.co」最初のアルバム
配給はEMI、アメリカはリプライズ・レコード
プロデュースはフライレコードから引き続き、トニー・ヴィスコンティを起用しており、T.REX同様、ヴィスコンティも本作で名声を高めた。
エルトン・ジョンの勧めで本作は英国の税法を回避するためにパリ郊外のシャトー・ド・エルヴィル(エルヴィル城)で録音されたのち、デンマークのローゼンバーグ・スタジオで録音、バックコーラスはアメリカのエレクトラで追録された。
シングル曲、メタル・グルー、テレグラム・サムは英国シングル・チャートで1位を記録している
ジャケット写真はリンゴ・スター撮影とされて来たが、ヴィスコンティは自身が撮影したと反論しており、同時期にリンゴが撮影していたT.REXのドキュメント映画撮影と相まってクレジットの段で混乱が生じていた。
T.REXは20代の独身時代に大好きで聴きまくっていたので懐かしい。当時殆どCDでベスト盤ばかりを所有していたが、本作は名曲がズラリと並びベスト盤と言って良い内容。
個人的に「スペースボール・リコシェット」「ラビット・ファイター」がお気に入り。
"グラム・ロック”というジャンルは個人的に「D.ボウイ」周りの音楽であり、売れないバンドがとりあえず”グラム”と名乗ってブームに乗っていた印象だが、反面”グラム・ロック”と言えば自分にとってはT.REXしかいない(良くわからんけども…)。