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【1972年レコード】27)O'JAYS : BACK STABBERS
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■データ
・リリース : 1972/08/01
・レーベル : フィラデルフィア・インターナショナル・レコード
・プロデュース : ケネス・ギャンブル
レオン・ハフ
バニー・シグター
・チャート : 10位(ビルボード ポップチャート)
・スタジオ : シグマ・スタジオ(フィラデルフィア)
・所有ver : ECPL-63(JAPAN CBS/SONY)
■トラック・リスト
[SIDE-1]
1. 世界が平和になる時(When The World's At Peace)
2. 裏切り者のテーマ(Back Stabbers)
3. フー・アム・アイ
4. ミスター・ラッキー
5. タイム・トゥ・ゲット・ダウン
[SIDE-2]
6. 992の冒険(992 Arguments)
7. 壁の時計(Listen To The Clock On The Wall)
8. カインド・オブ・ピープル
9. サンシャイン
10. ラブ・トレイン
■メンバー
<オージェイズ>
・エディ・レバート
・ウォルター・ウィリアムズ
・ウィリアム・パウエル
■LINK
■メモ
時代を彩ったフィラデルフィア・ソウル、ギャンブル&ハフ一門オージェイズの通算6枚目のアルバム。
それまでステージ・ヴォーカル・グループとして活躍していたオージェイズだが、メンバー2人が脱退し、3人となった事で解散を考えていた。
スマートでモダンなフィラデルフィア・ソウルを牽引したケネス・ギャンブルとレオン・ハフによる制作チーム”ギャンブル&ハフ”と解散危機の中で契約し、ギャンブル&ハフが1971年に立ち上げた「フィラデルフィア・インターナショナル・レコード」から本作をリリースする。
本作は驚異的なヒットを記録。アルバムはポップチャートでtop10まであがり、1年以内に50万枚を売り上げた。シングル「バック・スタバース」「ラブ・トレイン」はそれぞれ3位と1位を記録した。
1972年当時のフィラデルフィア・ソウルはまさに絶好調。オージェイズの他にハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、ビリー・ポール、スタイリスティクス、デルフォニックス、ジョー・サイモンといずれも早々たるグループがひしめいている。
ギャンブル&ハフのフィラデルフィア・インターナショナル・レコードからはオージェイズ、ビリー・ポール、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、ジョー・サイモンのアルバムがリリースされている。まさにフィラデルフィア・ソウルの震源地だった。
オージェイズは元々オハイオ州で活動しており、グループ名の由来は当時関係の深かったDJ、ディー・オージェイにちなんでつけられている。
オープニングの「When The World's At Peace」から、スリリングで悪そうな雰囲気タップリで「裏切り者」に入る流れは完璧。その後も甘く完璧なハーモニーで一気に聴き終えてしまう。本作と続くスタイリスティクスでフィラデルフィア・ソウルの魅力にすっかりハマってしまった。
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