休憩)10枚のレコードを振り返り
購入した10枚のレコード
The Rolling Stones : Exile On Main Street
Hamble Pie : Smokin'
Rod Stewart : Never a Dull Moment
Allman Brothers Band : Eat The Peach
T.REX : Slider
David Bowie : Ziggy Star Dust
Mott The Hoople : All The Young Dudes
Lou Read : Transformer
Jhon&Yoko Plastic Ono Band : Some Time In N.Y City
Doobie Brothers : Toulouse Street
購入した当初はノートに目録を書くとは思いませんでしたし、ぶっちゃけ10枚も買うとは思いませんでした。
自分がどんな人間かは知っているので、どうせ5枚くらいで飽きるだろうと思ったのです。
1枚目がストーンズの2枚組なので普通に聴くだけでも、まぁまぁ時間はかかるだろうし、のんびり買えば良いかと思っていたので。
しかしながら、今の時代は物事を調べるのが実に容易いので、まさにステレオタイプな人間な為、ハンブル・パイだのロッド・スチュワートだのオールマン・ブラザーズだのと大好きなミュージシャンが1972年にアルバムを出していると知ると、どうしても欲しくなりバババッと買い漁る事に‥
最初の10枚は「これ(アルバム)も1972年なんだ!?」という驚きと誰ともなく、「これも1972年なんだぜ」と自慢したいというか妙な高揚感の中で、調べて調べて、買って買っての状態でした。
加えてこの10枚はCDで1枚も持っていないものばかり。
考えてみれば70年代の楽曲はだいたいベスト盤を購入していましたし、もっと前の高校生時代は駅や本屋で売っている1000円の廉価版CDで知識を得ていました。
昔、JR熊谷駅(埼玉県)前に1000円の廉価版CD専門の小さい店があり、そこでバディ・ホリー、エディ・コクラン、ファッツ・ドミノなどオールディーズに触れましたし、ストーンズ、ビートルズのベスト盤?やクラプトン、ハンブル・パイ、グランド・ファンク・レイルロード等が1枚に収まったCD(だいたいライブ音源)を聴いてそれぞれのCDを買う(もちろん廉価版の)という形で様々な曲を聴いてきました。
ビートルズはロックカヴァーだけを集めたCDは大好きでした。
クラシックもあって、ワーグナー、指輪の葬送行進曲を指揮するフルト・ヴェングラーを知りましたし、ジャズならチャーリー・パーカーで、ビバップを知り、マックス・ローチやセロニアス・モンク、レッド・ロドニーと広がって行きました。
などと「色々聴いてましたよ」的な書き方をしましたが、所詮は高校生から20代前半の話なのでお金が無尽蔵にある訳でもなし、買えるのはだいたいがベスト盤、ともかく沢山入ってれば良し。広く浅くな訳で、知識としては耳で入ってくるより図書館や本屋で立ち読みした本による活字が圧倒的でした。
貧乏性の活字リスナーってやつですね。
オペラ読本とかフルカラーでストーリーも見どころ(聴きどころ)も書いてあるので、割と聴いたつもりになる的な‥
20代半ばになり金も自由な感じで使えるようになった頃に結婚してしまうので、流石に1000円の廉価版はもう買いませんが、お小遣いから月に1枚、2枚買う程度に。
あ、そうだ、当時はツタヤ等のレンタルビデオが全盛期でCDを借りてダビングってのが多かったです。
この10枚を振り返り、これまではINDEXだけの知識だったものが中身をしっかり聴く事で、あらためて素晴らしさに気付く。
これって良い趣味だな~と思い、伏線回収的な要素と新たな学びという要素があって、更なる10枚蒐集に進むことになります。
ただ、10枚買ってもまだ目録を書こうと思ってませんでしたが。
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