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【1972年レコード】73)大瀧詠一 : 大瀧詠一(乗合馬車)


■データ

・リリース : 1972/11/25
・レーベル : ベルウッド/キングレコード
・プロデュース : 大瀧詠一
・チャート : 75位(オリコン)
・スタジオ : モウリスタジオ
・所有ver : SRJL1125、1126(NIAGARA/Sony Music 2023年)

■トラックリスト

<Disk1>
[SIDE-1]
1. おもい
2. それはぼくじゃないよ
3. 恋の汽車ポッポ第二部
4. 指切り
5. びんぼう
6. 五月雨
7. ウララカ
[SIDE-2]
8. あつさのせい
9. 朝寝坊
10. 水彩画の街
11. 乱れ髪
12. 空飛ぶくじら
13. いかすぜ!この恋

<Disk2>
[SIDE-1]
1. 恋の汽車ポッポ (シングル・バージョン) ※mono
2. それはぼくじゃないよ (シングル・バージョン)
3. 五月雨 (シングル・バージョン)
4. びんぼう (ヒマダラケ・バージョン)
5. ウララカ (イントロ・ドラム・バージョン)
6. あつさのせい (フルサイズ・バージョン)
7. 空飛ぶくじら (ピアノ・イントロ・バージョン)
8. 乱れ髪 (アウトロ・ストリングス・バージョン) ※mono
[SIDE-2]
9. びんぼう (ハニホレ・バージョン)
10. あつさのせい (インスト・バージョン)
11. あつさのせい (リハーサル・バージョン) ※MONO
12. それはぼくぢゃないよ (アルバムMIX-2)
13. おもい (UNDUBBED VERSION TAKE 1-4)
14. いかすぜ!この恋 (カセット・バージョン)

■メンバー

・大瀧詠一(多羅尾伴内、南部半九郎、ちぇるしい、イーハトーブ田五三九、)
・松本隆(江戸門弾鉄)
・鈴木茂(ほしいも小僧)
・細野晴臣(宇野主水)

■LINK

Discogs
Wikipedia

■メモ

  • 大瀧詠一のソロデビューアルバム

  • 所有しているのは2023年にリリースされたリイシュー盤

  • 当初は旧来のSP盤を6枚束ねてLP盤という形で「乗合馬車(omnibus)」というタイトルでのリリースを計画していたが、ソロ・アルバムという形態に決まった

  • 加えて「空飛ぶくじら」をアルバムに収録せずシンプルにタイトルを「大瀧詠一」としてリリースした

  • 2023年リイシュー盤は「空飛ぶくじら」を加えており”乗合馬車(オムニバス)”と表記されている

  • 曲のクレジットで多羅尾や江戸門など???となる人名が並ぶがいずれも、はっぴいえんどメンバーの偽名。はっぴいえんどは継続していたので大瀧詠一が、”これはあそび”という意味も込めている

  • 50歳を機に生まれ年の1972年にリリースされたレコードを集めているので、当然50周年記念エディションはある。ここら辺はマイルール勝手にやっているので融通を利かせて「リイシュー盤でも全然いいっしょ!」としている。何にせよリイシューや50周年記念エディションだって買わなきゃ後世に残らない。問題は1972年に出来上がった目に見えない”音”を50年経った今に感じる事な訳です

  • かなりの豪華版でシングルバージョンだけでなくアウトテイクからmono音源までアルバム「大瀧詠一」に纏わる音源を全て内包したまさに「乗合馬車」でこれはかなり良いです

  • 付属のブックレットには大瀧詠一の手書きノートが載っており、文房具好きノート好きとしても楽しくて興味深い

  • 大瀧詠一と言えば我々「キムタク月9」世代だと断然「幸せな結末」だが、ジャケットのデザインは両方ともアメリカの百貨店シアーズのカタログをイメージしている事もあって親和性を感じる。加えて「幸せな結末」も「空飛ぶくじら」同様にアルバムに収録されていないシングルのみの曲


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