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【採用開始】東京都渋谷区にウィル訪問看護ステーション渋谷を令和4年3月に立ち上げます!

「全ての人に家に帰る選択肢を」を理念に365日体制で小児・精神・神経難病・看取りなどへの訪問看護を提供するウィル訪問看護ステーションは、14チーム目となる事業所「ウィル訪問看護ステーション渋谷」 を令和4年3月に立ち上げます。今回はFC(フランチャイズ)のチームとなっております。

ウィル訪問看護ステーション沖縄、福岡と同様に、看護師が地域で起業し、ウィル訪問看護ステーション渋谷を開設、運営致します。フランチャイズオーナー兼、管理者として活躍する梅村さんは、これまでウィル訪問看護ステーション江東で勤務する看護師でした。開設に先立ち、梅村さんに訪問看護への想いや、ウィル訪問看護ステーションでの立ち上げを志した経緯などインタビューしたので是非ご覧ください。

フランチャイズオーナー兼、管理者のご紹介

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梅村 亜季(Umemura Aki)
看護師/保健師/リンパ浮腫セラピスト
現・藤田医科大学卒業後、東京大学医学部付属病院の外科混合病棟、救命救急センターにて勤務。退職後はオーストラリアへ留学し、アシスタントナースとして老人ホームや在宅ケアにも携わる。大学病院での勤務時、多くの‟家に帰りたい”という患者様の声を聞くが、叶えてあげることができなかった経験があり、帰国後、‟すべての人へ家に帰る選択肢を”の理念に共感し、ウィル訪問看護ステーション江東に勤務。数年の経験を経て、今回自らも起業しウィル訪問看護ステーション渋谷のオーナー兼管理者となる。

Q1:訪問看護に興味を持ったキッカケと、ウィル訪問看護ステーションを職場に選んだ理由をお聴かせください。

「訪問看護で働きたいなと思ったキッカケは大学病院時代に、『家に帰りたい』という患者さんが多くいたのですが、なかなか自宅に帰す支援ができなかった経験が大きく影響しています。また救急時代に高齢者の方が搬送されてきた際、その場で治療方針や意思を問うも「とりあえず何でもやってください」と治療を望む方が多く、本人や家族の本当の意思や願いなのか疑問が湧き、事前に在宅などで意思決定支援ができていれば、望まない搬送や治療がなくなるのではないかと感じたことがあります。
あとは自分の祖父を看取った経験も大きく影響しています。大腸がんでストマやバルーンがあるなか、祖母が献身的に介護をしていたのですが、併せて訪問看護も利用していました。お酒が好きな祖父が亡くなる数日前に家族みんなでビールを飲みました。祖父の想いや願いに寄り添い、自宅でも皆で後悔なく看取れた経験が、訪問看護への良い印象を持つことにもなりました。

ウィル訪問看護ステーションはインターネットでの検索で知り、ホームぺージを見て興味が湧いたのでスグに見学に行きました。それまでの訪問看護のイメージは子育てを終えた世代、つまり自分より年上の世代が多く働いている印象でしたが、ウィル訪問看護ステーションでは私と同世代の看護師が多く活躍していたことが印象的でしたね。
また起業にも以前から興味があり、のれん分け(フランチャイズ)の仕組みや支援体制があったこと、社長の岩本自身も看護師で、法人代表や管理者としてだけではなく、一看護師としてスタッフと同じく訪問看護やケアをしていることに好感を持ったためウィル訪問看護ステーションへの就職を希望しました。」

Q2:訪問看護やウィル訪問看護ステーションのフランチャイズでの起業に関心を持ったキッカケを教えてください。

「大学病院で働いてた時は業務が多く、多忙で休みが取れないことがありました。それを当然だと思っていたのですが、留学先のオーストラリアでは全く異なる環境がありました。スタッフ皆、それぞれ家族やプライベートも大切にした自由な働き方をしていて、これまでよりもっと楽しく働ける環境が実際にあることを知りました。
看護師として働くなかで、患者さんへのケアも楽しく、プライベートも充実できる、そんな職場が日本でも作れたら良いなと起業に関心を持つようになりました。そして、ウィル訪問看護ステーションに入ってみたら、多様なスタッフがいて、皆プライベートも訪問看護もやりがいを持って楽しそうに働いている。オーストラリアで見たことと似た職場環境がありました。だったらウィル訪問看護ステーションのフランチャイズオーナーとして起業するのも良いなと思いました。」

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Q3:スタッフから、オーナーや管理者になることに不安はありますか?

「不安もありますが、新しく入ってきてくれるスタッフの皆さんと渋谷のチームを作り上げていくことの楽しみの方が大きいです。

ウィル訪問看護ステーションに入り、これまでもスタッフとしてコミュニティ内の看護師同士のつながりを感じていましたが、管理者や経営者という視点でも岩手から沖縄までコミュニティ内に仲間がいっぱいいて、悩みを相談できる場があることがウィルのフランチャイズのメリットです。
経営だけでなく、管理者としてスタッフの臨床を支えることも独りで頑張るのではなく、困った時は相談支援チームがあるので、各専門家に相談しながらチームとして質の良い看護を提供すれば良い、ということはウィル訪問看護ステーションで働いたこれまででも実感していますし、それは独立したこれからも変わらないので心強いです。

今は事業所の開設に向けて、全国のウィル訪問看護ステーションの中でも比較的新しいチームが参加する進捗会議に出席させてもらっています。少し先を歩んでいる先輩のチームが直面している、採用や営業、災害の対応など様々な悩みごとと、それらのアドバイスを聴けていることは大変役立っています。
また、代表の岩本とも週1回会議をしています。法人口座の開設など、これまで経験のないことも1つずつ教えてくれるので心強いです。
他には横浜の別府さん自由が丘の蒔田さん等、先輩オーナーとも個別に相談や会話をしています。看護師にとって社長やオーナというと縁遠く感じるものかもしれないですが、身近に支えてくれる多くの方がいると思うと嬉しいですね。」

Q4:渋谷で開設しようと思った理由と、どんなステーションにしていきたいかを教えてください。

「自分が住んでいる渋谷という街で、地域に根ざして訪問看護をしたいと思いました。また渋谷は活気のある働く女性が多い印象があります。看護業界には男性看護師もいますが女性の看護師が多い業界です。自分自身が結婚や子育てがあってもバリバリ働きたいと思っているので、同じような感覚を持つ女性も含め、色んな人を支援できる環境を自分でも作りたいと思っています。
子育て支援だけではなく、親の介護をしている、進学しているなど色んな事に向き合っているスタッフの、想いや大切にしたいものを守れる環境がある事業所にしたいです。


また、ウィル訪問看護ステーション江東で勤務していた時、30代のALS患者さんや小児の患者など比較的若い患者さんにも関わる機会も多かったです。そのような障害をもった方のご家族との関わりが多く心に残っています。患者さんだけではなく、そのご家族も含めて支援をする。患者さんやご家族の願いも叶うような事業所にもしていきたいと思っています。」

Q5:就職や見学に興味のある方に一言お願いします。

「ウィル訪問看護ステーションでは、『全ての人に家に帰る選択肢を』理念に掲げ、365日対応の訪問看護をしています。それはこれから一緒にチームを作っていく段階であるウィル訪問看護ステーション渋谷も同じです。

訪問看護という仕事は小児~100歳以上の方まで、様々な疾患やそれに伴う課題を抱えた患者さんとご家族が対象です。多様な患者さんやご家族を支援するスタッフにも様々な働き方を提案しやすいとも思っています。
訪問看護ではスタッフそれぞれに合った働き方が出来ることを、大学病院などに勤める看護師さん達にももっと知って欲しいですし、是非一度働いてみて欲しいと思っています。オーストラリアではコミュニティナースという訪問看護が一般的でインフラになっていました。日本でもそうなれば良いと思っているので訪問看護で働く実際を知ってもらい、訪問看護を広げる活動もできたらいいですね。

また、ウィル訪問看護ステーションには教育なども含め色んなサポートもあります。ぜひ訪問看護に苦手意識を持たずに、まずは見学などからお気軽にお越しください。」

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ウィル訪問看護ステーション渋谷では一緒に働いてくださる看護師や専門職の方々を募集しています。

いかがでしたでしょうか?患者さんだけでなく、一緒に働く看護師の事も大切にしている梅村さんの想いが伝わったのではないでしょうか。
これまでウィル訪問看護ステーションのスタッフとして提供していた梅村さんの質高い訪問看護は、渋谷でフランチャイズオーナーとなっても変わらずに、また新たなスタッフと提供され続けます。

ウィル訪問看護ステーション渋谷では、一緒に働いてくださる看護師や専門職の方を募集しています。スタッフを支えるウィル訪問看護ステーションの体制などはコチラの横浜フランチャイズの記事を参照ください。(給与などは若干異なります。遠慮なくお問い合わせください。)

見学などのお問い合わせは下記ウェブサイトからお気軽にご連絡ください。
引き続きウィル訪問看護ステーションでは「全ての人に家に帰る選択肢を」を理念に、自分たちが臨床に取り組むことと併せて、「看護の地産地消」を意識して、その土地、その地域で訪問看護を志す方々と一緒に24時間365日の訪問看護に取り組んでまいります。



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