《2025喜乐安宁中国年》CCTV13 巳年春節祝賀会王一博インタビュー日本語訳
インタビュー2025年1月28日放送
元動画 Watermelon_王一博西瓜籽圆啵
写真 YIBO-OFFICIAL
翻訳後に中国語ネイティブに確認してもらってますが、間違いがあればご指摘ください。
男性司会者：番組でご覧いただいた、非常に熱い歌とダンスの『我可以（私はできる）』を披露したゲストのうち、お一人が会場に来ています。
女性司会者：拍手をお願いします。
男性司会者：さあ、王一博さん、ようこそ。
王一博：新年あけましておめでとうございます。皆さん、新年あけましておめでとうございます。王一博です。
女性司会者：先ほどのステージでは、どんな気持ちでしたか？
王一博：ああ、とても興奮しています。今も興奮しています。なぜなら、この歌はとても情熱的で、人を励ます歌だからです。
女性司会者：ええ、歌詞が本当に感動的です。「私は愛する人を幸せにできる」「私は未来を変えられる」
王一博：より良い自分になる……、そう思います。
男性司会者：それに、王一博さんはまさに「私はできる」という人ですね。踊れるし、歌も歌えるし、演技もできて、司会もできて、他に何かできますか？
王一博：（笑）ええと……できる限り、何でもできるように頑張ります。
女性司会者：本当に、「私はなんでもできる」というのは、自分にとって最大の励ましになると思います。
王一博：はい。
女性司会者：それは今、皆さんが一番求めている心の力強さだと思います。私たちは試すことができる。試さなければ、自分ができないなんてどうしてわかるでしょうか？
王一博：その通りです。
女性司会者：それでは、春晩のステージでは毎回違う自分、より良い自分を見せたいと思っているのでしょうか？
王一博：はい、ええと、春晩のステージだけでなく、他のステージや自分の作品でも、毎回違う自分を見せたいと思っていますし、比較的完璧なステージを届けたいと思っています。
女性司会者：そうですね。確かに、ステージは私たちが目にする華やかな場所から、小さなスクリーン、そして大きなスクリーンへと広がっています。男性司会者：さらに、間もなく開催されるアジア冬季競技大会など、より広い世界へと広がっています。
王一博：ああ、はい。
男性司会者：（アジア冬季競技大会の）テーマソングを歌いましたよね？
王一博：はい。
男性司会者：テーマソングの名前は？
女性司会者：『点亮亚洲（アジアを照らす）』です。
王一博：はい。
女性司会者：皆さんも……多くの若者が王一博さんが歌ったこの歌をきっかけに、王一博さんがアジア冬季競技大会のイメージ大使を務めていることもあり、アジア冬季競技大会にはどんな種目があるのか、今年はどれくらいの選手が参加するのか注目し始めています。
王一博：はい。
女性司会者：このような活動に参加するにあたり、ご自身の動機は何ですか？
王一博：ええと……まず、私自身がスポーツが好きなので、皆さんにスポーツを好きになって、スポーツを愛してほしいと思っているからです。
男性司会者：間もなくやってくるアジアの氷雪アスリートたちに、何かメッセージはありますか？
王一博：ああ、選手たちが良いメンタルを保ち、最高の力を発揮できることを願っています。
女性司会者：実力についてですが、自分の専門分野で常に向上し続けることは本当に難しいと思います。
王一博：はい。
女性司会者：王一博さんは2024年に、スポーツや探検に関する多くの番組に参加されていますね。
王一博：はい。
女性司会者：ドキュメンタリーも撮影しています。
王一博：はい。
女性司会者：これは、あなたがこの分野において絶対的な能力を持っていることを求められますし、あなたの趣味と能力を結びつけることになりますが、難しいですか？
王一博：ああ、自分が好きなことであれば、自分で選んでやることは難しくないと思います。情熱があれば難しくありません。
男性司会者：先ほどのステージで、王一博さんの歌とダンスのパフォーマンスに注目しました。歌いながらも、ダンスの動きと身体の連動がとても素晴らしいです。ダンスが上手いことは知っていますので、そのような基礎があるからですね。氷雪スポーツには何か得意なことはありますか？
王一博：氷雪スポーツですか、ああ……最近、アイスクライミング(*1)を始めました。
男性司会者：アイスクライミング？
王一博：はい、アイゼン……アイゼンとピッケルを使って、凍った崖を登っていく…
男性司会者：ロッククライミングのような感じですか？
王一博：ああ、そうですね。
女性司会者：でも、（ロッククライミングに比べてアイスクライミングの）難易度はもっと高いですよね。
王一博：ああ……そうですね。岩や崖とは違って、氷は……それほど固定されていません。足を深く蹴り込んで…氷の中に深く蹴り込まなければなりませんし、ピッケルも一回一回、深く打ち込まなければなりません。
男性司会者：とても強い力が必要ですね。
王一博：持久力です。
男性司会者：持久力？
王一博：はい。
女性司会者：なぜこのようなスポーツに挑戦しようと思ったのですか？
王一博：ああ……少し前にロッククライミングに出会って、この種のクライミングに夢中になり、アルパインクライミング(*2)など、それに似たスポーツに挑戦して、もっと多くのことを経験してみたいと思ったからなんです。
女性司会者：ええ、でも、このようなクライミングの過程で、なんらかのリスクがあったり、もしくは、技術的な難易度が高すぎたりした場合、危険に対して妥協するということを選択しますか？
王一博：ああ実は……実は、ええと……このスポーツを理解すれば、なぜこれほど多くの人がこのスポーツに参加できるのかがわかるでしょう。それは十分に安全だからなんですが、もちろん一定のリスクもあります。
女性司会者：クライミングの過程で、常に自分自身に挑戦することで、何が得られますか？
王一博：時にはアイスクライミングやロッククライミングをしていると、自分自身と対話しているような感覚になります。なぜなら、自分は一人で、氷壁や岩壁の上の、とても高い標高にいるので、自分自身と対話しているような過程なんです。
女性司会者：ええ、自分自身との対話……
王一博：なぜなら、一歩ごとに自分で選択しなければならないからです。この岩壁を信じるかどうか？この……この氷を信じるかどうか？このピッケルを信じるかどうか？自分が下したこの選択を信じるかどうか？
女性司会者：ええ、そして、一度決めたら後悔はできません。
王一博：はい。
女性司会者：決めたら、前進あるのみですね。
王一博：その通りです。
男性司会者：クライミングをしている時は、クライミングに集中しているのでしょうか？それとも他のことを考えているのでしょうか？
王一博：ええと……とても他のことを考えるのは難しいですね。なぜなら……これ以上話すと話が長くなります（笑）。アイスクライミングは比較的安全なクライミング方法の一つで、ほかにリードクライミング(*3)というものがあります。もしリードクライミングの場合、リスクが高いので、考えることも変わるかもしれません。
男性司会者：それでは、あなたはもうリードクライミングを試しているのですか？
王一博：はい、何度か試しました。
女性司会者：この過程は、自分自身と対話するとき、実際にはかつて少し臆病だった自分と向き合うことになりますね。あるいは……
王一博：あと……そこまで考えられない時もあります。
女性司会者：そこまで考えられないですね。
王一博：はい。
女性司会者：そして、この絶え間ないレベルアップの過程で、あなた自身はどのような変化を遂げるのでしょうか？
王一博：変化は自分でも分かりませんが、この過程を楽しんでいます。
女性司会者：スキーや氷雪スポーツは……
王一博：達成感があると言います。
女性司会者：はい、とても達成感があります。
王一博：はい。
女性司会者：とても楽しんでいるようですね。
王一博：はい。
女性司会者：「楽しい」とはどんな感じですか？
王一博：まさに「楽しい」です。（笑）
男性司会者：実は、この楽しい過程の中で、自分自身の成長、つまり自分自身の全方位的な成長を実現しているのですね。
女性司会者：ああ、さっき王一博さんの笑顔を見ましたが、とても嬉しそうでしたね。沙晨さん（男性司会者の名前）がさっき、あなたが来る前に私に言ったのですが、彼はあなたのポスターをたくさんたくさん見たけれども、笑っているポスターは少ないと。今日、このスタジオで（そんなに笑わない）王一博さんを笑顔にできるかどうかと話してました。ほら、好きなスポーツについて話している時……
男性司会者：そうですね、さっき彼がどれほど楽しくて、最高の笑顔を見せたか。
女性司会者：そうです。実は、王一博さんが今日私たちのスタジオに来てくれたことは、多くの若い観客にとって、あなたの祝福や励ましがとても重要だと思います。
王一博：はい。
女性司会者：なぜなら、毎年、私たちは皆、常に自分自身に挑戦し、やりたいことを成し遂げようとしているからです。
王一博：はい。
女性司会者：もしかしたら、この一年では達成できないかもしれませんね。
王一博：はい。
女性司会者：そうですよね。人生は完璧ではありませんから。
王一博：はい。
女性司会者：人生には常に挫折や困難がつきものです。
王一博：はい。
女性司会者：誰もがここで励ましを必要としています。ですから、私たちの番組では、各ゲストが皆さんを励ましに来てくれます。
王一博：はい。
女性司会者：新しい一年、私たちはどのように前進すればいいでしょうか？
王一博：はい。
女性司会者：何か皆さんに伝えたいことはありますか？
王一博：私自身について言えば、私は自分がやりたいことや好きなことを自発的に選んでいます。なので、好きなことであれば、努力してやり遂げます。
女性司会者：他に登りたい山はありますか？
王一博：ええと……今のところ計画はありませんが、ゆっくりと進歩していきたいと思っています。なぜなら、これはやはりリスクのあるスポーツだからです。
女性司会者：スポーツでは、ロッククライミングが新たなパラダイムを拓いたと言えるかもしれません。
王一博：はい。
女性司会者：では、あなたの芸能人としての活動はどうですか？
王一博：ええと……これからもずっと努力し続けると思います。
女性司会者：特に突破したいことや、目指したい山はありますか？
王一博：一歩ずつ進んでいきます。まだ、まだ目標はありません。
女性司会者：そうですね。地に足がついている感覚が一番確実で良いものですよね？
王一博：はい。
男性司会者：これは、王一博さんがテレビを見ているすべての視聴者、特に若い視聴者に贈る言葉でもあります。それは、自分の足跡を一歩ずつしっかりと踏みしめ、着実に一歩ずつ進んでいけば、あなたの未来はますます美しくなるということです。
王一博：さらに長く続けられると思います。まるで登山のように、一回ずつしっかりとピッケルを打ち込めば、一歩一歩安全に進むことができます。
女性司会者：もう一つ、細かい質問をしてもいいですか？
王一博：はい。
女性司会者：クライミングの高さは一般的にどれくらいでしょうか？
王一博：ああ……アイスクライミングやロッククライミングは、山の地形や氷壁の形状によって異なりますが、基本的には20〜30メートル以上はあると思います。
女性司会者：20〜30メートル以上。
男性司会者：あなたがこれまでに制覇した最高の高さはどれくらいですか？アイスクライミングについて教えてください。
王一博：ああ……アイスクライミングで登ったことはありますが、でも私はトップロープクライミング(*4)で登りました。トップロープクライミングは比較的安全なクライミング方法です。トップロープクライミングでは60〜70メートル登りました。リードクライミングの場合、おそらく20〜30メートルくらいでしょう。
男性司会者：とても強い持久力が必要ですね。
女性司会者：本当にそうですね。
王一博：ああ、はい。
女性司会者：数十メートルになると、誰もが限界を感じるかもしれませんね。
王一博：はい、たくさんの小さなコツがありますし、リラックスすることも必要です。リラックスすることを学ばなければなりません。
女性司会者：私たちがこんなに詳しく質問するのは、皆さんが実際に一つのスポーツを通して、少しずつ克服し、少しずつ上を目指していくように、人生もまた歩んでほしいと願っているからです。
男性司会者：それはまるで私たちの人生のようですね。人生は実は長いマラソンのようなものですよね？
王一博：はい。
男性司会者：一歩一歩しっかりと踏みしめ、そして次の目標を目指す。そうすれば、あなたの未来の道はますます広がっていくでしょう。
王一博：はい。
女性司会者：それでは、このような祝福を王一博さんに贈ります。
王一博：ありがとうございます。
女性司会者：はい、あなたが専念している道を、一歩ずつ着実に歩み、そして一歩ずつ小さな目標を達成できることを願っています。
王一博：はい、ありがとうございます。
男性司会者：王一博さん、ありがとうございました。
王一博：ありがとうございます。
＊参考情報
アイスクライミング
傾斜した氷や雪の崖、凍った滝などを登る。アイスアックス、ピッケル、アイゼンなどの専用の道具を使用アルパインクライミング
急峻な山岳環境における移動をともなう身体活動の総称。ロッククライミング、アイスクライミングも含まれるリードクライミング
フリークライミング（ロープやハーネスなどの安全確保用具は使用しますが、自分の身体能力のみで岩壁を登るスタイル）のひとつ。クライマーが壁にかけてあるカラビナにロープをかけながら登るスタイル。墜落の危険性が高いため、技術と経験が必要トップロープクライミング
フリークライミングのひとつ。あらかじめ岩壁上部にロープが設置されており、クライマーはかけてあるロープを使って登る。リードクライミングに比べて安全性が高く、初心者でも体験しやすいといわれている