ずっと結婚したくなかった理由を考えてみた
変なタイトルですみません。
でもこの通り、一生独身のライフプランばかり立てていた。
なぜ結婚したくなかったのかをまとめていく。
家庭環境
これはもう過去に書いているけど、家庭環境がヤバすぎたため「結婚」に夢も希望もなかった。
おばあちゃんも離婚しているし、母親も2回離婚している。
つまり、離婚へのハードルがめちゃくちゃ低い自覚があった。
自分がもし結婚しても、離婚する想像が安易に出来る育ちだったのである。
世間の姿勢
実はこれもかなり大きい。
ある一定の年齢になると、
「結婚しないの?」
「○年も付き合ってるならそろそろ結婚じゃない?」
などの当然結婚するよね、結婚はしたいものだよね、といった前提の強要をもとに話が展開していくのが気に入らなかった。
○歳になったらもちろん結婚するよね?
みたいなことを言う人たちの中の一体何人が、自分の言葉で自分の頭で考えた筋の通った「結婚すべき理由」を言えるんだろうか、などと思った。
借り物の、なにかしらの「普通はこうだよね」の上をなぞった言葉で結婚の話をされてもな。
自分の言葉で喋ってよ
と思っていた。
ちょっとこういうカウンターカルチャー的な部分で独身でいようと考えていたのは大きい。
時が来て、「結婚しないの?」とか言われたときにさぁ論破してやろうと息を巻いていたのかもしれない。笑
50代、60代になっても“彼氏”がいて、自分の人生を楽しんでやろうと目論んでいた。
(↑今思うとこれはやや母親の血筋を感じないこともない)
色恋が遮断される
この理由は自分でもめちゃくちゃキモいなと思っている。
自分が独身でいたかった理由のなかに、
ずっと異性としてモテたい
があった。
幸い(?)自分は性にやや潔癖っぽいところがあり、肉体が絡む異性関係への執着は一切なかったが、恋心を持たれる存在でいたかった。
異性として若干好きな女友達
のポジションが理想の真ん中である。
既婚者となると“異性として若干好き”は問題となりトラブルの元にもなるので、もちろんお互いのために避けた方がいい。
結婚するとなると、この思い(というかフェチとかに近い)と決別する必要があり、結婚したくなかった。
まとめ
という理由が色々あるなか自分は結婚をしたわけだが、1の家庭環境に関する問題はこれからも課題としてあり続けるだろうし、2の世間の姿勢に関しては煮えきれない気持ちもある。
3の色恋の遮断に関してはもうだいぶ整理がついていて、その思いも薄まりつつあった。
簡潔に言うと、
なんかもうそういうの飽きたな
というように気持ちが移行していた。笑
もしかしたら大人になって、昔より少し人間付き合いの質が上がったのかもしれない。
異性の情を含むことよりももっと素晴らしい人間関係はこの世に存在していて、相手を自分を恋愛対象に見ていようがいまいが、大事にしたい縁や出会えて良かった関係性もたくさんあった。
この点に関しては大人になったかもなぁ。
というわけで、整理は以上です。
結婚したくない派がなぜ結婚に至ったか、その心境についてはまた気が向けば書きます。
おわり
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