意味のイノベーション悪例
お酒弱くなってると思ったら全然なってなかったゆうやです。
今日は意味のイノベーションについて。
意味のイノベーション??という方は、分かりやすい例が最近ありましたので、紹介します。
水曜日のダウンタウンのモンスターアイドルの最後に販売していたCD。
あれが意味のイノベーションの例です。
クロちゃんの処遇を決める選挙をしたあの企画。
販売するCDのジャケットには、3つ種類があり、売上枚数が一番多かったものが採用される。CDのジャケットの種類はこの3つ。
①クロちゃんにプロデューサーを続けてもらう。
②クロちゃんをプロデューサーから解任する。
③クロちゃんをプロデューサーから解任し、クロちゃんに罰を与える。
一番売れたのは、案の定③。
クロちゃんが罰を受けることが決まった。
というもの。
ここにどんな意味のイノベーションが起こっているかと言うと、
「CD」をクロちゃんの「処遇決定券」にイノベーションしたんです。
CDは本来、人の処遇を決めるものではありませんよね?音楽を聴くものです。
このように、意味のイノベーションとは、
本来の目的を革新して、新たな意味を持たせる事
です。
今回はそれの悪い例を挙げます。
僕の体験談です。
僕のバイト先では、1つルールがあります。
"外出する度に荷物チェックをする。"
というルールです。
万引き防止です。エビデンスの獲得ですね。
最近、それに加えて荷物チェックをしたらハンコを押してもらう紙が出現しました。
これを会社側は
紙に残す事でよりエビデンスを強力にする事や、より荷物チェックへの意識を高めよう。
みたいな感じで実行したのだと思います。
が、
皆さんもお察しかもしれませんが、ハンコを押してもらうというこのひと手間が、
めちゃめちゃだるいんです。
荷物チェックすらめんどくさいのに、さらに紙にハンコもらうとかやりたくない。
そしてどうなったか。
紙にハンコだけ押すようになりました。
ハイ!イノベーション起きました!
目的が変わりましたよね。
最初は「万引き防止のエビデンス」のためにやっていた荷物チェックが「ハンコを押す」という謎のひと手間になったんです。笑
これは典型的な、人の気持ちを考えれてないパターンです。
会社側が身を守るために社員の時間を犠牲にした結果、より会社側が危険にさらされる。という最悪の事態です。
社員の時間も取られ、会社の紙代が増え、万引きの可能性も増える。
馬鹿です。
これは、意味の"イノベーション"というか、意味の"退化"です。
これがムダというやつです。
今の生活の中で誰も得していないムダはありませんかね??
見直すいい機会になればと思います。
最後までお時間頂き、ありがとうございました。
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