自作スモラバ“大学ジグfor performance”のレシピ
2013.05.07 更新:サンプルカラー写真追加に伴う値上げ(+200円)
本note記事は、自作スモラバのレシピです。
これらスモラバを構成する材料について拘って作ってます。
自作でスモラバを作ることにメリットを見出した方に向けて、ボク自身はもちろん、バス釣り初心者の有事にが川のスモールマウスバスや、野池、リザーバー、湖などのラージマウスバスを攻略するときに使っている、自作スモラバのレシピをご紹介します。
ボクが運営しているバス釣り大学というブログで、自作スモラバの作り方に関する記事をシェアしているので合わせてご一読して頂き、本note記事では“大学ジグ for performance”を自作するときのレシピとコツを解説します。
密かに自作して!周りの釣り人よりたくさん釣って!!ほくそ笑んでください!!!
市販品に負けない実釣性能は、ボク自身がたくさんバスを釣ったり、友人に釣ってもらって実証済ですので、コスパを上げつつ実釣性能を求めている方にオススメです。
スモラバ1個あたりの単価
実際にショップで材料を仕入れて、ボクが1個のスモラバを作るときに必要な材料費を記載します。
※ 単価は、実際にボクが購入した時の価格から算出しております。
※ 経費は、作成するために必要な消耗品及び、工具類の損料などの合計(多く見積もってます…)です。
だいたい市販されているスモラバが500〜600円するのに対して、おおよそ半分前後の単価で製作することが可能だということがわかると思います。
ボクは環境面への配慮からタングステンヘッドのジグヘッドを使用してますので、鉛の物を使ったらもっと上記の原価より安くスモラバを自作することができます。
材料を購入する場所によって、多少の差異があると思いますので、参考としてご検討ください。
開発経緯
初心者にズル引きを覚えてもらうため、スモラバは非常に使いやすいルアーとして活用しています。
元々、『エグジグ』と呼ばれるスモラバを使って、初心者にズル引きを教えていました。
今のところスモラバを使った初心者へのコーチングで、“初めて釣竿を持つ初心者の友人達”は全員100%初日にバスを釣ってもらってます。
それだけスモラバには“バスに喰われる”魅力があるんです。
ただ、そんなスモラバにもデメリットがあります。
初心者がズル引きすると、根掛かりしてしまうんですよね…
これはスモラバが根掛かりしやすいというわけではなく、初心者がズル引きするとどんなルアーでも根掛かりしてしまうってことです。
釣り場では、初心者の友人が根掛かりするとボクが外してあげるんですが、何回も根掛かりしていくうちに針先が鈍ってしまうんです。
すると、せっかくバスが喰ってきても針が刺さらずに釣り上げられないということになってしまうので、新しいスモラバに交換です。
でも、スモラバって1個500〜600円するので、消耗品として非常にコスパが悪いんです。
針を研げばいいじゃん!と思うかもしれませんが、スモラバのような小さく細い針を研ぐのは非常に難しく、科学研磨でピンピンになっている新品の状態まで研ぐことは釣り場では不可能です。
そこで、スモラバ自体を安く準備できたら、もっと多くの初心者にスモラバを使ってもらえると考えたところから、コスパを意識したスモラバを作ることを始めました。
スモラバのコンセプト
とにかく初心者に釣ってもらう事に重きを置いて部品を調整しました。
この3つの要素に拘りつつ、市販品の半分程度の価格で作れるように材料選びから試行錯誤しました。
for performanceラバーの役割
『めちゃくちゃ釣れる』と、評価の高い市販されているスモラバに共通しているのは、“釣れるラバー”が搭載されているという事です。
スモラバはウエイトごとに使用用途が若干変わるので、用途に合わせて0.9g/1.3g・1.8/2.3g・2.7gで、ラバースカートの本数及び太さを調整しています。
つまり“大学ジグ for performance”は、ウエイトごとに最適なラバーの本数と太さの組合わせを吟味して調整してあります。
それぞれの詳細をレシピとして本記事に記載しておきますので、スモラバの釣りに慣れてきたら、用途に合わせてラバーの本数や太さを調節したり、オリジナルのカラーを開発してみてください。
ウエイトと使用用途について
スモラバのウエイトごとの使い分けについて、参考に資ください。
0.9gは、ほぼスイミングやフォールオンリーです。
1.3gはスイミングもこなしつつ、シャローでのズル引きやサイトにも良く使います。
1.8g以降は、ボトムが取れる範囲の水深で使い分けます。
また、ジグヘッドをカバー対応型の物にすることで、2.3g以降の重たいウエイトはカバー撃ちにも対応できると思うので、ラバーのレシピを記載しておきます。
for performanceの外観
“大学ジグ for performance”は、できるだけ市販で売られているスモラバと比較して遜色ないように作りました。
いろいろなメーカーのスモラバを買ってよく調べると、ラバーの長さや本数、太さがそれぞれ異なっていて、『よく考えて作られてるな…』と思いました。
たくさんの種類のスモラバを目の前にして、『何が違うの?』と思うかもしれませんが、ラバーの長さや太さが違うだけで、全く別の使用感に変わるのです。
実際に、ボクが“大学ジグ for performance”に施しているラバーのカット方法を、友人が買ってきたスモラバに施したところ、ズル引きの使用感が激変し、ボクしか釣れてなかった状況だったところ、友人にも2投連続でバイトを得ることができ、2尾連続でキャッチする事に成功したのです。
ぶっちゃけ、友人は『こんなに変わるの???』と、唖然としてました…。笑
それでは、作り立てホカホカの“大学ジグ for performance”の写真を公開します。
どうでしょう?
写真の左が一般的な市販品のスモラバ(エグダマ タイプ極)で、右が“大学ジグ for performance”です。
一般的なスモラバと比較して、見た目の違いがほぼないというのが特徴です。笑
いやしかし、売ってるスモラバと変わりない物が、半額くらいで作れちゃうのって魅力的じゃないですか?
このピンピンにフレアしたラバーを再現するのに、かなり試行錯誤しました。
名前の由来
“大学ジグ for performance”の名前の由来についてお話ししておきます。
本来はボクが自作していたスモラバで、名称なんてありませんでした。
初心者の友人にバス釣りの基本である『ズル引き』を覚えてもらいたく、普通に市販されているスモラバを使っていたのですが、それではとにかく単価が高いんですよね…
初心者では根掛かりしてしまいやすい釣り方であるが故、針先が鈍ってすぐに使えなくなってしまうことが多くて困っていたのです。
ボクもこの記事を読んでくださっているあなたと同様に、サラリーマンお父さんアングラーなので、お小遣いで買える範囲の中でしか釣り道具は買えません。
『もっと単価を抑えて…でも、初心者に心置きなく釣ってもらいたい…』と、試行錯誤して出来上がったのがスモラバを、当時は『コスパジグ』と呼んでいました。
川、野池、リザーバー、山上湖など、散々ボクの友人たち(もちろん自分でも)に楽しんでもらい、バスたちに『エサ認定』されたので、そろそろSNSやブログで公開したら読んでくれてる人たちの役に立つんじゃないかと思いました。
それまでボクが勝手に『コスパジグ』と呼んでましたが、『コスパジグ』ではあまりにも名前が露骨だったので…笑 紹介するにあたってカッコよく『大学ジグ』と名前を付けて紹介しました。笑
実は、ボクが自作していたスモラバには2種類あります。
コスパ重視で一般的に市販されているスモラバにも釣り負けないオーソドックス型の“大学ジグ for performance”と、川のスモールマウスバスを攻略するために特化させた改良モデルの“大学ジグfor stream”です。
どちらもお父さんアングラーの為に『コスパ』に重点を置いて自作できるように考えてます。
もちろん、『今日、初めてバス釣りします!』という初心者の友人にでもしっかり釣ってもらえたので、実績も十分かなと思ってます。
ぶっちゃけ、スタバでフラペチーノを飲むのを1回我慢して頂けたら、あなたは釣果を約束されたスモラバのレシピを知ることが出来ます
せっかくレシピを知っても、1個作るのに2個も3個も失敗作が出来上がってしまったら結局高くつきますからね…笑
上記の内容について(とくに巻くときのコツに関する事)を、徹底的に解説します。
ただし、このnote記事を購読して頂くためには条件があります。
読んで終わりでは意味がありません。
ボクはボクの書いた記事を読んでくださる方に、たくさんバスを釣ってほくそ笑んでいただくために記事を書いております。
そして、バス釣りの楽しみって、バスを釣るだけじゃありません。
自分でルアーを拵える楽しみもあります。
自分が作ったルアーで釣れたら、脳汁ドバドバ手が震えて眠れないくらい興奮するものです。
本記事の内容を実践して頂き、バス釣りを最大限楽しんで頂くことが目的ですので、ちゃんと記事の内容を実践して頂ける方のみ、読み進めてご購読ください。
for performance 材料
それでは、実際に“大学ジグ forperformance”を自作するときの材料を紹介します。
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