【第3章】プリとアフターの段階を理解して、確実にデカバスを獲るための超戦略術。
2019.06.30 更新 購読特典の項を追加。
『スポーニング期にデカバスを釣りたい。』
『プリのプリプリのプリバスを釣りたい。』
『産卵日なんて予想してできるの?』
こんな方に向けて、この記事を書いております。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
【第3章】のはじまりです。
第3章からは、より実践的な内容をメインに進めます。第3章がどんな内容かと言うと、『プリ』『アフター』を狙って釣り分ける方法です。
プリバスを狙えるのって、3月くらいから5月の上旬までで、6月からはアフター狙い!
そんな考えで釣りしてませんか?それでは2割くらいしか正解ではありません。
そうやってカレンダーを見て釣り方を変えていき、大ハズレを食らったことはありませんか?
『プリ』や『アフター』と一言で言ってしまうのは簡単ですが春の進行段階によって『プリ』にも段階があります。もちろん、『アフター』も同様に段階があります。
ちゃんと段階ごとに狙い方を変えて釣ることはできてますか?
少し話は逸れますが…
バス釣りって【効率】が非常に大切だと思ってます。
つまり、1番釣りやすいバスを探して釣ると言うのが極論です。1番釣りやすいバスを探して釣り、それをヒントにもう1匹、もう1匹とどんどん数を増やしていく。これがバス釣りの根幹にあるものかと思ってます。
(世界記録を狙うんだ!とか、このかっちょええルアーで釣りたいんだ!とかは別ですよ?それも楽しいので否定はしませんが…)
1番簡単に釣れるバスってどんなバスでしょう?
それは…
エサを食べようとしてるバス
ですよね。
ワカサギの群れを追いかけてシャローに上がってきたヤル気マンマンのバスにスピナーベイトをヒョイっと投げたら意外と簡単に釣れるもんなんです。
このバス、河口湖で45cm弱くらいです。世界記録狙ってる人からは『なんだ小せぇな』なんて鼻で笑われてしまいますが、こんなのが簡単に釣れたらそこそこ楽しめると思いませんか?笑
初心者の頃のを思い出してください。こんなヘンテコな形をしたスピナーベイトで簡単に釣るなんてちょっと理解できない行為だなって気がしません?笑
ワカサギの群れの岸側を狙って1投目を投じ、ハンドル数回転でゴゴコゴッというバイト。
狙いを絞って1投で仕留めたバスなんです。
ヤル気マンマンのバスさえ見つけられればこんな晴天の日にスピナーベイトでだって簡単に釣れる。だから、エサを食べようとしている『1番簡単に釣れるバス』を狙っていくことがバスを効率よく釣っていくための近道なんです。
逆に、ヤル気マンマンのバスがいないのに、ヤル気マンマンのバスじゃないと食べないようなルアーしか投げていないとアッサリとボーズです。
話を【第3章】に戻します。
春って言うと産卵期という印象が強いですよね?産卵期間中のバスって何投げても喰わなかった辛い経験ありません?
春先、ポカポカ暖かくなってルンルン気分で水辺へ行き、浅瀬を見るとフラフラ大きなバスが泳いでるのを見かけ、そいつにゲーリーのセンコーをヒョイっと投げて「プイッ」と無視され躍起になってたら夕方になっちゃったとか愚の骨頂です。
そして、何も釣れずヤケクソになっていろいろなルアーをポシャポシャ投げて夕方なったら帰るみたいな1日を過ごしたことはありませんか?
そんな中、しっかり釣ってる人もいるんですよ?
【序章】でも話しましたが、隣のボートはボコボコに釣ってるのに自分たちは何も起こらない。そんな悪夢のようなことが現実になるのも【春】という季節です。
先程お話した、『1番簡単に釣れるバス』ってなんだったでしょう?
エサを食べようとしてるバス
ですよね。
でも、春の産卵が絡むシーズンて、浅瀬にいてもゲーリーのセンコーを『プイッ』と簡単に無視します。
極論を言うと、エサを食べに浅瀬にいるわけではなく産卵しようとしてるバスに対して『エサを食べたがってるバスを釣る方法で』釣ろうとしてるから釣れないんです。
簡単に言うと、間違った方法で釣ろうとしてるから。
バスが春を感じてから産卵期の初期段階の間はしっかり食べてます。
でも、喰わせ方があります。
そして誤解を恐れず言うならば、産卵期間中もタイミング次第でしっかりエサを食べます。
でも、喰わせ方があります。
そういった産卵期にまつわる基礎基本的な内容は【第1章】【第2章】にほぼ書いてあります。
おそらくその辺のWebサイトなんかよりも数倍詳しく、かなり噛み砕いて分かりやすく書いたつもりです。
ここまで読んでくると、春のスポーニングタフと呼ばれる状況で、エサを食べないバスが湖にたくさんいる場合はどうやって釣るのが効率いいんだい?と、そうなりますよね。
(この記事は、【序章】【終章】まで読んでくださることを前提に書いてます。冒頭の部分だけ読んでも誤解が誤解を招くだけです。ですが、あえて誤解を恐れず言うならば…)
密度の高い種類のバスを狙います。
産卵期間の初期段階の方ならなら産卵前のバスを、産卵期間の終了段階の方なら産卵後のバスを狙います。
第3章では、バスの脳内ホルモンによって産卵衝動に移りゆく『プリバス』と、産卵後の『アフターバス』が湖の自分の目の前にあるエリアにどらくらいの密度で存在するのかを考えながら効率よく釣っていく方法を解説していきます。
メディアで言うところの『プリ』とは早春の水中の春始まる段階〜これから産みにいきますという状態のバスまで全て『プリ』として一括りにしてしまっている傾向があり、『アフター』に関しては、人によって産卵後全てどの段階のアフターも全て『アフター』と一括りにしてしまっているので勘違いが生まれ、多くの人達にとって誤解を招いてしまっていると考えています。
当然、『プリ』の初期段階のバスと、『プリ』の最終段階のバスとでは狙い方も変わってくるし、そもそも狙わない方が効率がいい場合だってあります。
『アフター』にもプリと同様に段階があります。
例えると、ヤル気マンマンのバスに対してスピナーベイトのように強烈なアピール力を持ったルアーってとても魅力的ですが、お腹に卵を身籠って危険なことに遭遇したくないバスにスピナーベイトのような強烈なルアーでインパクトを与えるとビビって尻込んでしまいます。
プリにはプリ、アフターにはアフターの段階別に探し方と釣り方があるんです。
意図をしっかり持っていればスピナーベイトもとても有効な時期です。でも、使い方があります。それを知らずに思考停止してポシャポシャやっても釣れないよ!って言うことが言いたいだけです。
それを知らないで『5月だ!GW終わった!アフター!!!』だから表層だろ?と、朝から元気にバズベイトをグリグリしたって釣れません。さらに、『正しい知識を知ってる人』から見たらマジで『あいつバカ』とコソッと言われてしまいます。
釣れないのに他人に『バカ』呼ばわりされて惨めですよほんと。
これを読んでくださってる方にはせめて、『バカ』と言う側にいて欲しいです。いや、言わないでくださいね!笑
そんなこと言わないって信じてますが、読んでくださった方にはたくさん釣って優越感に浸ってほしい…
そんな気持ちで第3章を書いています。
第2章よりもさらにコッテリした内容になっております。胃もたれなどおこさないよう、ごゆるりとお楽しみ下さい。
それでは、【第3章】のスタートです!
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