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風呂に浸かりながら、これを書いている。スマホは防水でないので落とすと終わり。雨音が忘れていた梅雨らしさを思い出したように屋根を叩く。洛中の祭でも似たような音が聞こえているのだろうか。 遠い将来、地元に人文学に関する稀覯本図書館を作りたい。何なら喫茶室が併設されていてもよい。ぼんやりとそんなことを考えている。 稀覯本は存在自体が価値である。だから何とかして「現物のまま」残したい。国会図書館にデジタルで残っているものも多いが、現物があるか否かは大きな違いだ。なぜならデジ