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『マスクに依存した高校時代』

『マスクが外せなくなった中学時代』という記事の続きになります。

※いつものような自閉症スペクトラムや発達障害の関係の記事ではなく、私自身の少し暗い話になるので、苦手な方や読みたくない方はお気をつけ下さい。

女子高校入学

男子が苦手になっていた私は女子校に入学しました。

女子校では、マスクに関して特に聞いてくる子はいませんでした。

女子校は私にとってとても過ごしやすい環境でした。

マスクと運動

過ごしやすい環境だった女子校も1つ問題がありました。

それは部活や体育です。

女子校だからこそ、運動で手を抜いたりすると悪口を言われたりしました。

マスクをつけて走ったり、スポーツをする事が手を抜いてると思われてしまったのです。

確かに、マスクをする事で全力は出せてないかもしれない。

そう考え、私は運動する時はマスクを外すようになりました。

マスク依存の変化

女子校に来て、マスクについて悪口を言われなくなった私のマスク依存は落ち着いていきました。

お昼の時間や部活や体育の時間、その時間だけはマスクを取れるようになりました。

それ以外の時間はまだマスクをつけていましたが、私には大きな変化でした。

女子校を退学

私はいろいろあって女子校を退学することになりました。

理由が気になる方はこちらを見てください。

その後は、通信高校に転校しました。

そして、また共学という環境に戻ることになりました。

通信高校に転校

通信高校に行っても相変わらず、食事や運動の時以外はマスクをしていました。

変わったことは、通信高校では私の苦手な男子という存在がいるということでした。

ですが、通信高校にいる男子は私が苦手な男子という存在とは違いました。

私はそこで好きな人ができました。

そして、私に変化が生まれました。

「マスクを外している顔も可愛く見られたい」

そう思うようになりました。

私ははじめてマスクを外した顔を意識するようになりました。

好きな人ができ変化したマスク依存

そこからはメイクをはじめました。

私は高校2年生ではじめてメイクをはじめました。

少しでも顔に自信を持ちたくて、ダイエットや顔のスキンケアなど努力をはじめました。

歯並びの悪さが気になり笑えなくなっていた
私に母が歯列矯正の提案をしてくれました。

歯列矯正も初め、少し自分に自信を持てるようになりました。

私は少し学校が楽しいと思えるようになりました。

仲のいいグループの前でマスクを取る

私はついに、仲のいいグループと遊びに出かけた時、友達の前でマスクを取り出かけました。

「マスクを取った方が可愛いよ」

とグループの友達が言ってくれた事がとても嬉しく自信につながりました。

それでもまだ取れないマスク

仲のいい人の前で取れるようになったマスクですが、それ以外ではまだずっとマスクをつけていました。

アルバイト先では1回もマスクを取った事はありませんでした。

中学から高校のマスクの成長

中学生の時の私と比べると高校生になってマスク依存は良くなっていっていました。

・食事や運動の時はマスクを外せるようになった。
・仲のいいグループの前ではマスクを外せるようになった。

通信高校卒業

私は通信高校を卒業しました。

マスク依存は良くなったものの、男子が苦手なことに変わりなくほぼ男子と仲良くなることはできませんでした。

それでも、マスク依存が少し良くなったことは私にとって大きな一歩でした。

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