『自閉症スペクトラムをうちあけた時の反応〜家族〜』
私は自閉症と診断されたのが18歳の時と結構おそかった。
私が学校を中退するかどうか学校と話し合いをしている時に1度精神科にいってみたらどうかと学校の先生に言われたことをきっかけに診断された。
それと、もうお母さんは疲弊して限界だったというのもあると思う。
お父さんも診断されてはいないがきっと、自閉症で小さい頃からあまりお父さんは私達と話さなかった。
お母さんは1人で頑張って頑張っても育て方が悪いからと小言を言われ。
だからか、「自閉症」と診断が出た時解放されたかのように見えた。
自分の育て方が悪かったのではなく生まれた時からの脳の異常だということが分かってきっと少し楽になれたんじゃないかなと思う。
お母さんはそこからあまり私達の事を怒らなくなったし手を上げる事も無かった。
おばあちゃんとおじいちゃんは、自閉症の事をあまり理解できないのか、精神病と同じようなものだと思っている。
いじめや家庭環境の悪さのせいだといまだに思っている。
「精神病なんて心が弱いからだ」と言う考えがまだ残る世代だから誤解はしょうがないと思う。
そのなかでも、自閉症というより私を理解しようと頑張ってくれている。
私は本当に家族に恵まれたなと思う。
柔軟な考え方で私を理解し、支えようとしてくれている。
だから、私は家族に少しでも恩返しを出来るようにはやく自立できるようになりたい。