他人と課題を共有することからの学び
新店舗の企画を通し、工事着手に至る。
もちろん企画やコンセプトは決め、工事は外注先に依頼するはずだった。
企画し、設計し、デザインの段階で部長より
「自分たちでデザインをするより、専門家に依頼しよう」
突然発せられた。
専門的な会社に依頼するのであれば予算も勿論上積みされる。
取締役より
「聞いていた予算とは全く違う! 予算は○○までに収めるように!」
指示を受け、部長に確認すると
「お前が工事の管理業務をしてくれれば、この予算はクリアできる。」
「やってくれるな?」
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自分がプレゼンし、企画を通した案件だから責任をもって仕上げることには不満は無かった。
日中もお客様には迷惑を掛けないようにと、数時間の睡眠を取り対応する日が1か月ほど続いた。
身体はしんどい。。だけど愚痴は出なかった。
何でだろう。。
理由は「目的とゴール☆がはっきりしていたから」
目標に向かって夢中になっているときは「やりがい」を感じる。
感覚的なものを言語化できる体験だった。
そうして、3か月後に新店舗を開設することになる。
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プロジェクトが終わったころには「辛さ」よりも「達成感」が勝っていた。
それと。自分ひとりじゃオープンまでに漕ぎつけなかった。
店舗を企画➡設計➡工事➡オープンという一連の体験をさせてもらったことも私にとっては貴重なものだが、それ以上に学べたことが
「ひとりでは難しいことも、誰かとなら課題は解決できる」
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これで完了じゃない。ここからがスタート。
数千万円掛けていただいた会社、担当役員、上司そして仲間に感謝する間も無くOPEN準備に完成後は奔走した。
そしてOPENして早速、色々な問題が起きる。
特に「人」の問題だ。
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