【2020年12月】Instagram HOTトピックまとめ!
生活様式の変化から新しく機能追加された「飲食店スタンプ」や約2年ぶりの大型リリースとなる「リール」など、2020年も様々な機能アップデートがあったInstagram。
今回はそんなInstagramの変化についてSNSを運用する中で影響が大きいようなHOTトピックを解説しながら、各アップデートの今後についても触れていきます。
●リール機能を追加
TikTokのような最大15秒の短尺動画を簡単に作成できる機能で、音楽やARカメラエフェクトなどの特殊効果を付けて、編集することが可能です。
8月に機能追加され、11月からアプリのタブにも追加されました。
(出典:Instagram公式ニュース)
<所感>
フォロワーがいなくても拡散性が高いTikTokに比べ、リールはフォロワーが少ないと拡散性は低い印象。TikTokは最大60秒までの動画がアップできますが、リールは15秒の動画しか使えないのも特徴の一つです。一方で、新機能のため発見タブにも表示されやすい傾向にあるので、積極的にリール機能を活用することで認知を拡大できる可能性は高いと思われます。
参考:Instagram公式ニュース
●キャンペーンによるプレゼントの提供を禁止
認知向上として企業アカウントなどを中心に行われていた、いいねやフォローを参加条件とした金銭的な価値を交換とするキャンペーンを2020年6月の規約変更で正式に禁止が発表されました。
<所感/予想>
キャンペーンは引き続き活発に行われている印象ですが、アカウント自体のスコアが落ちる可能性も。キャンペーンを行う際にはそのリスクも考えた上で、実施してください。
参考:Instagramヘルプセンター
●ショッピング機能の拡充
元々は自分がフォローしているアカウントがショップ機能を活用した際に、そこから購入するのがメインルートでしたが、表示機会を大幅に拡張。発見欄の上部の「ショップ」をクリックすると、フォローしているアカウントの商品だけでなく、閲覧履歴・検索履歴からおすすめの企業アカウント・ブランドクリエイターのアカウントが表示されるようになりました。
10月にはIGTV(スマートフォンの全画面表示によるダイナミックな動画を投稿、視聴が可能、最大で60分という長時間の動画を投稿できる機能)でショッピング機能が利用できるようになり、
11月にはリールと同時期にアプリのタブに「ショッピング」が追加されました。
<所感/予想>
オーガニックで投稿されたショッピング投稿を広告として配信に利用することができるようになり、ますますショッピング機能は今後も機能の拡充がされると思われます。ショッピング機能を使用する方法は以下の記事がわかりやすくまとめられていたので、参考にご覧ください!
参考:Instagram公式
●まとめ機能を追加
フィード投稿をまとめられる機能。見出し文字やテキストも間に入れられるので、ブログのようにまとめることができます。
<所感/予想>
今のところ、ユーザーがプロフィールを見ないとこのまとめ投稿は表示されないため、ユーザーに対するリーチは少ない印象です。今後のアップデートによっては、発見タブに表示されるなどの可能性もあるかもしれません。
参考:Instagram公式
●DMの機能アップデート
インスタグラム内ででチャットが楽しめるDM(ダイレクトメッセージ)に、新しくFacebookのメッセンジャー機能が追加。FacebookのメッセンジャーまたはインスタDMのどちらでも、両アプリのメッセージ機能が使えるように!
<所感/予想>
エンタメやアパレル、グルメ系の投稿がよりシェアされやすくなった。細かな数値はわからないものの、このシェアが投稿のアルゴリズムに大きく影響している可能性はあります(よくシェアされるものは発見欄に乗りやすくなる)。
参考:Instagram公式
最後に
ここまでご紹介したように、写真やイラスト、趣味の共有から縦型動画(短尺〜長尺)、ショッピングと様々な機能が追加されているInstagram。
なかでも動画機能、ショッピング機能はアップデートのスピードがとても速く、Instagramが力を入れていることがわかります。これからのSNS運用ではこれらの最新のアップデートを理解していくことがますます大切になりそうです。