自己投資と離職後５年の振り返りvol.1

ちょうど嵐が活動休止に入った時期にたまたま仕事を辞めて、もう１年半が過ぎた。

当時は、すごくすごく好きだった仕事を辞めないといけないことに強い憤りしかなくて、涙と怒りと言葉にならない想いとか、どこにどう収めればいいのかもわからないまま、離職届には、『自己都合のため』と事細かく書かれた下書きを渡されて、それをただ涙を堪えながら、小さい枠の中にぎっしりと、自分の意志とは真逆のことを、怒りとか悲しみとか諦めとか不甲斐なさとか溢れ出てくる感情を全部押し殺しながら書き切って、提出した。

あれからもう、１年半が経っている。
それから５年が経って、今、どうしているのかというと、それなりに心身ともに少しずつ回復し、ある程度普通に生活を送っている。
自己判断というよりは、周囲の私を見る評価を見て、そう言える。

あの頃を思い返すと、体調を崩した日から約５年。少しずつ当時の私を振り返ってみる。一丸に言えることは、回復と言うのはこんなにも時間とお金と周囲の支援と物凄く費やさなければいけないのかということだ。
今更ながら、この期間に費やしてきた諸々の大きさには、驚きしかない。

「辞める」しか生きていくための選択肢がないと理解して、それから辞める準備を始めてからやったことを３つにまとめると