短歌が面倒くさくなった
君にすべて合わせてみてもいいなはるけきブレイクファースト王国つくる
すべてを話してみたくなる よき理解者だったみたく感じ始めていた
むかしばなしがにおいたつふたりでもさびしいとき あるいはよる
理想の国 ぴんとこなかったな 何かが足りないもしくはあり過ぎていて
障害というゆずの歌みたいなのを彼は持ち、かけ上がるのを見る
ハムスターにえさをあげて過ごす晴天 それが毎日 こんな結婚
居るだけでいいのに ハムスターは日々一生懸命を漂わせり
ハムは虚しさを抱え込んでいる。お互いに未だどうにもならず
わたしにも立てることが出来た 例えばアスパラ、船、おじさんの髭
よろこびとか しあわせとかについて考えてしまう 深い闇もまた持つ
サザエさんのこと言っても通じてなくて世代違い過ぎワロタもあったし
すき あと電気消し眠る一日に わけわからない道がたくさん見える
こんな野球観戦を それも異性としたために知らなかったことだらけ
寂しいは風邪のよう 時報が鳴るようだ たくさん空席にあたたかきものを
怒れることが同じなのは多くのなかの少ないラッキーだったね
平日の病院のゆるさ バスの席は狭い コーヒーを開ける「」音を聞く
…………の長さにかける音楽知らない 考え出すときのみ闇は空白
あなたは異性を漂わせて来た だからわたしも改めて異性を漂わせて行く
大いなる幸福はかつて憎まれし 着替えそれから禊の重みに
コーヒー飲んでいるあなたを理解出来ない。さくらは誰かのために咲き 毎年また散る
つまらないなあ わたしじゃない方がいいんじゃないばかりで埋まる日記
分かち合えないため 戦争を起こす気がないこと毎日話し合ってしまう
濃いのも 薄すぎるのも飲めないて言えば体幹に近すぎるようで
すべてに答えなんてあるわけがなく あなたが六角形のすべて角合わせるのを見守る
また明日 があってよかったな。紙に手を触れる心地で成功を読む
◯◯言わせようっていう気概がなくては負けた話を流すラジオになる
◯◯させようっていう気概がなくてはここにいる資格がない人になる
結婚しよう あなたは将来に不安を持ちわたしは家族を消してしまいたい
すべては遊びですあるいはわたしと思えばちょっとはやさしくなるんですか
これは、数年前に作ったものでどうしても57577に自分の考えを寄せられない…て困り果てて短歌の事が訳わからなくなっていた時期に,それでも短歌っていうツボが好きなんだと思いながら何とか紙面の上で形にしたものです。なので自分では思い出深い連作です。