(ポエム)グッバイマイフレンド

さようなら明日
僕はきみのことが嫌いだよ
僕らが最初に出逢ったのは一体いつだったっけ。
例えば夜、何も見えなければ余計
例えば秋、楽しかったのならなおさら
かけがえのない存在だと思い込ませるもの
僕はそれが全部初めから終わりまでずっと嫌いだよ
やさしさ、それからよわさ
僕はそれらと離れることが出来ない

さようなら 明日
さようなら きれいなこころ
本当は去っていったものの方が多いのに
僕からお別れを告げるんだ

さようなら さようなら
嘘ばっかりで回る毎日
僕に涙を流させるもの
降って湧いたようなしあわせ
それから憧れにさようなら。
なんか言いたげだったきみ
あのとき
別れ際
今なら僕、本当はなんて言いたかったのか分かるのになあ。

さようなら明日と
僕が呟くたびに
込み上げて来るなつかしい匂い
ありがとう、、、ってまだ言えないよ。
僕のものにしておけないのが
ちょっと 悲しい
でもさようなら。
明日はもう来ないね

さようなら。
僕からそう言えば
僕はまだちゃんとまっすぐ立てるだろう。



(グッバイマイフレンドはわたしが18歳のころに書いたポエムです。)

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WataL
ポエム、詩、短歌などを作ります。 最近歴史に興味があります。