ロボットクラブスタートアップ講座
おはようございます。久々の三連休でしたが、子供が風邪気味のせいか控えめに過ごしました。そんな中日曜日は 埼玉大学の「ロボットクラブスタートアップ講座」に参加してきましたので、メモ的なところを残しておきたいと思います。
概要
第1回 2020年2月23日(日) 10時~16時
会場:STEM教育研究センター 北浦和分室
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目20-83F302
串カツ田中の3階です。(最寄駅京浜東北線北浦和駅)
内容:ロボット作り入門・応用
1)Scratchを使ったプログラミングの活動
2)STEM Duを使ってプログラミングの活動(PCなし)
3)ロボットの競技会について
4)STEM Duを使ったロボット作り(サッカーロボット作り)
お聞きしたことなど
これからの時代を生き抜いていくこどもたち。今までは学力だけ秀でていれば何とかなる時代ですが、AIが発達してくる今後仕事は様変わりしていく。勉強ができるだけではなく、自分の意見をしっかりと伝え表現できることが大事。その表現手段としてのプログラミング、ロボット作成活動を通して子供たちの成長に寄与できれば良いのではないか。
scratchを通したプログラミング
画面上に出演する演技者(スプライト)に命令を与えることによってさまざまなことを表現できる。
例)三角形って言葉だけでどう表現しますか?
ぱっと言われても意外と即答できない。(絵で描くのではなく言葉で伝えるのは難しい)コンピュータにどう伝えたら 三角形が書けるのか それを考えていくのがプログラミングといえる。
(ペンを下す命令 →まっすぐ進む→120度まがる これを三回繰り返すと三角形になる)
こどもたちの実践例
迷路ゲームの作成
①迷路を書く②スプライトの動かし方の定義(→キーが入力されたときにどう動くのか定義)③あたり判定 ④ゴール判定
ロボットを作成するには
1)一番の問題点は お金。お金は無限にあるわけではない。LEGOなどもあるが埼玉大学ではSTEMDUを使用している。stem du+LEGOの部品で1万5千円くらい。モーターや車輪なども中国で調達するようにしており、モーターと車輪で200円くらい
STEM duとは
イタリアで開発されたArduinoを元にしている。小さな基盤だがコンピュータから命令を送ることもできるし、基盤単体でプログラミングすることもできる。
STEM DUへのプログラミング
ardino1.8を使用。カスタマイズしブロックプログラミングできるようにしてあるよう。(その設定などについては触れられなかったので今度聞いてみたいと思います。)
参加者には学校の先生などが多数。先生とはいってもプログラミングはやはり専門外であり、導入にあたって勉強する必要があると感じているようです。指導もカリキュラムが文部科学省から 決まっているようでもなく現場任せ的な空気があるようです。
私見
たまたま入った学校に予算があって、詳しい先生がたまたまいて(しかも複数)校長先生に理解がある。など本当に運が良ければ学校だけで少しは学べるかもしれないが、2020年度からプログラミング教育開始とはいうものの、教育自体を期待できるものではないと感じた。教えるような場があってちゃんと勉強している先生であっても1人で同時に5人を教えるのも大変だと思う。それが補助があって 二人の先生に対して20人であってもとても大変である。地域の補助なり、優秀な子供がたまたまいて 補助してくれるとか必要であると思う。
STEM教育自体は個人的にとても興味があり、家庭でも補助していければよいなと感じている。うちの子供は4月から小学校に入るので、その過程を見守りながら勉強していきたいと思う。