2024年10月制限改訂雑感

皆さんこんにちは。直江津高校3年生、羽川翼です。

随分と久しぶりの記事更新になってしまいました。
今年からとある仕事を始めたんですが、それが中々忙しく。。。
最近は仕事にも慣れ、ボチボチ遊戯王と向き合う時間も多めに取れるようになってきました。

そんな私の近況はともかく、今回は2024年10月1日適用の制限改訂雑感記事です。
例によって大会環境はエアプですし、上記の理由で最新カードはテーマ名くらいしか知らない私なので、的を射た意見は期待しないでください。
なんか制限改訂を肴にガヤガヤ言いたいヤツがいるな〜くらいに見てくれると良いかなって。
最近はライゼオルが強いらしいですね。カッコいい名前ですね。

というわけで、行きましょう。

新禁止カード

永遠の淑女 ベアトリーチェ

分かってたけどやらないでほしかった。
ベアトリーチェって、「カジュアルだと組めるカードはそこそこいるけど、大会だと誘発1枚でそのルート全部潰される」みたいなカードだと思うんですよね。
電脳堺とかの「テーマ全体としてランク6が出しやすくて強い」みたいな、例外的なデッキはあったにせよ、「初動/出張でベアトを簡単に組めて、しかも環境で戦えるレベルの誘発耐性や安定性がある」みたいなことって無かったよねって。

それって、フリチェ墓地肥やし×2回という圧倒的汎用性を持つカードとしては、実にちょうど良い位置付けだったと思うんですよね。
ランク4という圧倒的出しやすさを持つ「ラヴァルバル・チェイン」が長らく禁止なのと比較すると、その位置づけがいかに絶妙かがうかがい知れるというもの。

この絶妙な調整感が好きで、彼岸というテーマのイラストやフレーバーも相まって非常に好きなカードでした。
それだけに、今回の禁止は残念だし、この「ちょうど良い位置付け」を破壊したデモンスミスとかいうアホインフレテーマには厳しい目を向けざるを得ません。
デモンスミスが規制され尽くしたら帰ってきてほしいな。

新制限カード

十二獣ドランシア

真竜剣皇マスターP

超魔導竜騎士ードラグーン・オブ・レッドアイズ

強奪

黒魔女ディアベルスター

蛇眼の炎燐

天盃龍チュンドラ

ファントム・オブ・ユベル

魔を刻むデモンスミス

刻まれし魔の詠聖

篝火

ドランシア、マスターP、ドラグーン、強奪の緩和組について。
特にドラグーンなんだけど、正直、マジでこいつらは帰ってきてほしくなかった。強奪でギリ。
なんというか、「めちゃ強いけど、もう環境にいないしええか」みたいなノリで返すの、正直あまり好きじゃないんだよな。それならエラッタして、しっかり弱体化して返してほしい。
こいつらが禁止になったのは、かつてそのパワーや汎用性があまりに飛び抜けていたからで、それは取りも直さずカードデザインの失敗に他ならない。エラッタもなくそれを戻すっていうのは、その「失敗」のラインまで遊戯王全体のインフレが進んだっていうことであって、それは避けられないことではあるんだけど、決して手放しで受け入れて良いものではないと思うんですよね。
もちろん、ドラグーンにアナコンダがいないとか、そういうのはあるにしてもね。

いつだって過度なインフレやパワカに苦しめられるのはプレイヤーであって、それを防ぐために私たちは常に批判的な視点を失ってはいけないと思うんですよ。
「つえーカードが帰ってきた!わーい」なんて無邪気でいると、結局は遊戯王というコンテンツの寿命を縮めてしまう結果になるんじゃないかな、なんて大げさに偉そうなことを考えてしまうのです。


カジュアルでドラグーン出されたときのために、往時友人の覇王魔術師メタルフォーゼを圧殺していた真竜真竜皇組み直そうかな。ドラDも3枚あることだし。VFDいないから流石に弱いかな。

強化組はまあそうですよねって感じ。正直詳しくないのであんまり感想出てこないけど、上記のインフレやらを感じさせるカードだなって印象。最近のインフレはリソース回復、というかコスト払ってる風で払ってない、みたいな、省エネがウリなイメージありますね。ディアベルスターなんかはまさにそれ。妨害受けても実質0-1交換みたいな。

あとベアトのとこで書いたけど、デモンスミスはこの調子で、ベアトが帰ってこれるまで規制されてほしい。

新準制限カード

イーバ

SRベイゴマックス

ダイナレスラー・パンクラトプス

M.Xーセイバー インヴォーカー

竜剣士ラスターP

封印の黄金櫃

フュージョン・デステニー

烙印開幕

増殖するG

ナイトメア・スローン

御前試合

ひと昔前の、「インフレを感じさせるパワカ」たちが帰ってきた印象。制限カードの面々と比べると、まあ大人しいなって感じるけど汎用的でアドを稼ぐカードたちには違いないので、ガードは下げたくないですね。

増Gの規制強化には、個人的には反対。
現代遊戯王って、誘発1枚で先行展開を止められることってそうそう無いと思うんですよね。もちろん、展開の上限を下げることで後攻の捲りを通しやすくするとか、そういう効果はあるにせよ。
その点、増Gは1枚で相手の展開全てに対して抑止力を働かせられる稀有なカードで、後攻側の最後の希望みたいなとこがあったと思う。
その抑止力の大きさの分、うららという最も汎用的な手札誘発に引っかかるという弱点もあるのもバランス取れてるかなと感じていた。

もちろん、先行でも握れていれば強いし、通したもん勝ち感が強いカードではあるから、帰省したくなるのも分かるし、制限解除カードに大量に後攻捲り札が含まれているので、その辺でバランス取ってるのかもしれないけど。

新制限解除カード

焔征竜ーブラスター

巖征竜ーレドックス

瀑征竜ータイダル

嵐征竜ーテンペスト

Emヒグルミ

SPYRALージーニアス

天霆號アーゼウス

マジェスペクター・ユニコーン

サンダー・ボルト

ピュアリィ・マイフレンド

ライトニング・ストーム

四征竜なんかも、「インフレで許された」タイプですよね。
まあこの辺のラインだと、ちょっともう歴史的カードなイメージを持ってるので、まあ良いのかなとは思いますけど、それでもちょっと隔世の感は否めない。
今はマジェを使ったデッキに悪戦苦闘してるので、ユニコーンの完全解除は嬉しいですね。

まとめ

なんというか、昔「こいつらが帰ってこれるような環境になったらヤベーよなwww」とかって半分ふざけて話してたカードたちが本当に帰ってきた、みたいな印象。
近年の緩和カードは環境よりカジュアル界隈で使われがちなイメージがあるので、ちょっとガードあげないといけないかもなあ、と震えております。
皆さん、私には使わないでね。使ってきたら真竜真竜皇で二度と私の前でデッキをシャッフルできないくらいの敗北を味合わせたいと思います。

それでは今回はこの辺で。
なんでもは知らないけれど、この記事を読んでくれたあなたのことは知っています。羽川翼でした。


いいなと思ったら応援しよう!